境界効果を使って簡単な爪の描き方

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厭々期

厭々期

レイヤープロパティの境界効果を使って

簡単にそれらしく見える爪の描き方を紹介します。

あくまでも細かいことを抜きにそれっぽく見えればいいや!な人向けです

 

 

手を描きます。私はこの時点で爪を描いてはいませんが

線画と塗りのレイヤーよりも上に爪レイヤーを重ねるので

描いてあっても問題はありません!

 

手を描くのが苦手な方も

CLIP STUDIO ASSETSでテンプレートや3D素材が豊富にあるので便利!

…ということで

手の塗りや線画よりも上に爪を描き込むレイヤーを作ります。

 

色はお好きにどうぞ!私は血色のいいピンクにしました。

肌に近い色でもいいですし、カラーのネイルにもできます。

 

形状も今回は楕円形にしましたがお好きな形でOKです!

境界効果オン!

爪を描いたレイヤーを選択し

レイヤープロパティウインドウ→効果→境界効果「フチ」を選びます。

すると境界線ができたかな?と思います。

 

デフォルトでフチの太さが3.0になっていると思うので

好みの太さに調整してください。

 

フチの色はベースの色より少し濃い色にしました

画像のようになります。

私はこのイラストではフチの太さを2.0にしています。

グラデーションをかけよう

上記のままではのっぺり貼り付けた感がすごいので表情を付けます。

爪を描いたレイヤーを「透明ピクセルをロック」して爪の先から濃い色を付けていきます。

ラスタライズするよ!

濃いグラデーションをかけたあとは

爪と皮膚の境目をなじませるために、くっきりしているフチの部分を

ぼかしたいと思います!

 

そのために爪レイヤーをラスタライズします。

爪を描いたレイヤーを選択して「右クリック」してメニューを開きます。

下の方に「ラスタライズ」があると思うのでクリックしてください!

 

なぜラスタライズをするかというと…

①ラスタライズをしないままエアブラシをかけると

エアブラシの筆跡にもフチ効果が適応されてしまう

 

②じゃあ透明ピクセルロックしておけば…↓

フチをぼかしたいのにくっきりそのまま残ってしまう。

そもそもラスタライズって?

ベクター形式の画像をラスター形式(画像化)に変換する作業

Adobeさんのillustratorを使用したことがある方はなんとなく理解が早いかと思います。実際調べたほうが解り易いです笑

意味が解ってるに越したことはないですが感覚で覚えて使ってる人が多いイメージです(ものすごく偏見)

ラスタライズをしたあとは

再び「透明ピクセルをロック」して付け根に白に近い色を

エアブラシします!私は肌よりも白に近い色で塗っています。

次に肌と同じ色を根元にエアブラシでちょっとのせました

境界線が消えるまで塗るかうっすら見える程度にするかはお好みです。

また好みによってorカラーのネイルにする場合は

この前の工程(白色をエアブラシする工程)は飛ばしちゃってもOKです

 

 

最後にGペンなどハードめなペンでハイライトをいれます

なんかそれっぽい!

アレンジ次第で色々なネイルもできます。

色付きにしたり、グラデーションマップで着色したり

また、グラデーションのスタート地点を逆にしたり…

 

以上ざっくりな説明ですみません!

それっぽく見えればいいな、爪の塗り方でした!

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