逆光で魅せる!キャラクターイラストの描き方✨

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暁桜陽

暁桜陽

こんにちは、暁 桜陽です!🎨

 

「自分の絵、なんだか物足りないな…」「もっとエモい雰囲気が出したい!」

そんな風に思ったこと、ありませんか?

 

そんなあなたにぜひ試してほしいのが「逆光」テクニックです!

今回はこのイラストを使いながら、キャラクターを最高に輝かせる方法を、メイキング形式でたっぷりお見せしちゃいます!

 

この講座を読めば、きっとこんなことができるようになりますよ!👇

 

  • 思わず見とれる、ドラマチックな光の演出

  • 透明感MAX!光に透ける髪の塗り方

  • 全体の雰囲気を決める、プロっぽい仕上げ術

使用ソフトはCLIP STUDIO PAINTです。

さあ、一緒に逆光をマスターして、周りと差がつく一枚を描いてみましょう!✨

1. ラフ・構図決め

まず、どんなイラストにしたいか、大まかなイメージをラフに起こします!

 

今回のテーマはズバリ、「振り向きざまの天使の、最強にかっこいい横顔」!😎

 

「かっこよさ」を表現するためのポイントは3つ!

 

  • POINT1:黄金角度を探そう!

  • POINT2:逆光でドラマを演出しよう!

  • POINT3:「動き」で物語を生み出そう!

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この段階では、とにかく「描きたい!」という気持ちを大切に、失敗を気にせず大胆に描いちゃおう!👌

 

①アイデアスケッチ②カラーラフで雰囲気チェック③明度調整

2. 下塗り

ラフが描けたら、次はどんどん色を塗っていきましょう!🎨

まずは「下塗り」で、パーツごとに色を置いていきましょう!

 

ここでの超重要テクニックは、たった一つ!

パーツごとにレイヤーを分けること!

 

  • 肌レイヤー

  • 髪レイヤー

  • 服レイヤー

  • 翼レイヤー

「面倒…」と思うかもしれませんが、これが後で「あの時の自分、天才!」と思えるほど効いてくるんです。👍

 

①線画に、②下塗りが終わったのがこんな感じです!

下の画像が、私のレイヤー構成!

 

パーツごとにフォルダ分けするのはもちろん、私は線画も別レイヤーにしちゃう派です!

 

後から線の色を自由に変えられる、最強のテクニックなんだ!参考にしてみてね!

3. 影と光のベースを作る

いよいよ塗り込みタイム!🎨 まずは影のベースから作っていこう!

 

① 全体に影を落とす

 

下塗りフォルダの上に、「乗算」レイヤーをクリッピング

クールな雰囲気にしたいから、落ち着いた青色を【塗りつぶしツール】で全体に乗せるだけで、立体感の土台が完成するよ👍

② 落ち影を入れる

 

次に、このイラストの「カッコよさ」のヒミツ、【落ち影】を描いていこう!

アニメ塗りみたいに、影をパキッと描くのがポイントだよ。

 

  • レイヤーは、新しく「乗算」を追加!

  • ブラシは、「Gペン」みたいな硬いペンで!

  • は、ちょっと鮮やかな濃い青を選ぶのがプロっぽく見せるコツ!✨

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【最重要ポイント】

 

この塗り方のルールは、たった一つ!「光の方向を決めること」

 

今回は、左下からライトが当たってると考えてみよう!

そうすると、影は反対側の右上にできるよね!

「光」と「影」をパズルみたいに塗り分けるだけで、絵がめちゃくちゃ立体的になるから試してみてね!👍

4. 【最重要!】逆光(ハイライト)を描き込む

さあ、ここが一番の見せ場!イラストに命を吹き込む、逆光タイムです!✨

 

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① リムライトを入れる

 

キャラクターの輪郭を光でなぞり、背景からバシッと浮かび上がらせよう!

 

  • レイヤーは「スクリーン」か「加算(発光)」で!

  • は白っぽい水色、ペンは硬めのペンで、輪郭に沿ってキリッと光を描いてね!

②反射光を加え、立体感を深める

 

次に、プロっぽさを上げる秘密兵器、「反射光」!影に空の色をふわっと乗せるだけで、絵の説得力が爆上がりするよ。

 

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【反射光ってなに?】

今回は、背景の空がライト代わりになって、影の部分を優しく照らしてくれる光のことだよ。

 

  • レイヤーは「スクリーン」で、不透明度は15~30%くらいに下げておくのがミソ!

  • ブラシは「エアブラシ」で、は背景の空からスポイトで取っちゃうのが一番!影になっているところに、ふわっと乗せてあげてね。

仕上げは、逆光イラストの必殺技!髪に「キラキラ透明感」を作ります!

 

逆光の魔法のヒミツは、髪の毛や服の薄い部分が光を透かして、内側から輝いて見えること!✨この「透け感」を作っていくよ!

 

  • レイヤーは髪の上に「加算(発光)」で作って、忘れずクリッピング!

  • 描き方は、まずエアブラシで髪のフチをふわっと光らせて、その上から細いペンで光の筋をシュシュッと描く!これだけで、一気に髪がサラサラに見える魔法だよ。

 

【ポイント】

強い光と弱い光の差(コントラスト)をはっきりさせると、マジでプロっぽく見えるから試してみて!👍

5. 細部の描き込みと調整

よーし、ゴールはもうすぐ!細部を描き込んで、イラストに魂を込めていこう!

 

瞳は、イラストのハート!

顔が影になっているからこそ、キラリと光る瞳は超重要!

今回は、全体の青色と反対のオレンジ色を選んで、キャラクターの強い意志を表現してみたよ。補色を使うと、色がすごく映えるからおすすめ!

 

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髪の毛を描き込んで、神ディテールに!

さあ、ここからが腕の見せ所!光のグラデーションの上に、髪の毛をサラサラ〜っと一本一本描き込んでいこう!

これをやると、イラストの「情報量」「質感」が爆上がりして、一気に「プロっぽい!」って感じになるんだ。

 

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背景は、名脇役!

主役のキャラクターを引き立てるために、背景はシンプルに。

光っている下の方を明るく、上に行くほど暗くするグラデーションで、奥行きと空気感をサクッと演出しちゃおう!

 

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【絶対やってほしい!最終チェックの裏ワザ】

 

最後に、絵を良くするためのとっておきの裏ワザを教えちゃうね!

それは、一度イラストをモノクロにして見ること!

 

やり方は簡単!

【レイヤー】メニューの【新規色調補正レイヤー】→【色相・彩度・明度】を開いて、彩度のスライダーを一番左に持っていくだけ!

 

こうすると、色に騙されずに、

  • 「一番見てほしいとこ、ちゃんと目立ってる?」

  • 「キャラの形、分かりにくくない?」

といったことが一発で分かるんだ。ここで最終調整すれば、あなたのイラストがワンランクアップすること間違いなしだよ!👍

6. 仕上げ・加工

よーし、これが本当の本当に最後の仕上げ!

いくつかの「魔法」をかけて、イラストのクオリティを爆上げしていくよ!

 

① 色味の調整(オーバーレイ)

一番上に「オーバーレイ」レイヤーを作って、青系のグラデーションをふわっと乗せるだけ!一気に「エモい」雰囲気になるよ!

 

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② エフェクトの追加

次は、白い羽を舞わせたり、ハイライトの周りにエアブラシで白いモヤを足したりして、キラキラ感をアップさせよう!

ただし、ここでのやりすぎはNG!「ちょっと物足りないかな?」くらいで止めておくのが、逆にプロっぽく見せるコツだよ!

 

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③ ぼかし

手前の翼など、邪魔なものは【フィルター】→【ぼかし】→【ガウスぼかし】でぼかしちゃおう!これだけで奥行きが出て、マジでおすすめ!

 

 

④ 最終調整

最後は、イラストの明るさやコントラストを完璧に仕上げる「トーンカーブ」や「レベル補正」で最終調整!

「もうちょっと明るく!」「影を濃く!」って感じで、自分の理想の仕上がりになったら、ついに完成だ!

 

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【トーンカーブとレベル補正はここにあるよ!】

やり方はどっちも簡単!

【レイヤー】メニューの【新規色調補正レイヤー】の中に、【トーンカーブ】も【レベル補正】も入っているよ。

 

  • 「トーンカーブ」は、出てきたグラフの線をぐにゃっと動かすと、画面全体の雰囲気がガラッと変わるから、一番「これだ!」って思うポイントを探してみて!

  • 「レベル補正」は、出てきた山の形をしたグラフの下にある、三角(▲)のスライダーを動かすだけ!一番左が「暗い部分」、右が「明るい部分」を調整できるから、直感的に使えるよ。

これで、今度こそ本当に完成!お疲れ様でしたー!🎉

 

次回のヒントでお会いしましょう!

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