はじめてペンタブレットを使うと、マウスとの違いに少し戸惑うかもしれません。
そこでペンタブレットを使いこなすためのコツをいくつかご紹介します。

[1]ペンタブレットはなるべくディスプレイの真正面に置く

慣れないうちはペンタブレットをディスプレイの正面に置いた方が違和感なく描画できます。

[2]ペン先がタブレット面に触れたら「クリック」

ペン先がタブレット面に触れている間は「マウスの左ボタン」を押しているのと同じ状態になります。
あまり筆圧が弱すぎると感知しない場合もあります。

ペン先でタブレット面を軽く1回叩くとマウスの「シングルクリック」
ペン先でタブレット面を軽く2回叩くとマウスの「ダブルクリック」

[3]ペン先を触れたまま移動で「ドラッグ」

ペン先をタブレット面につけたまま動かすと「ドラッグ」の操作になります。
線を引いたり、色を塗る時もこの操作です。

ペン先をタブレット面から少し浮かせて動かすと、マウスカーソルだけが移動します。


[4]右クリックはサイドスイッチ

右クリックはペンの側面についているスイッチを押します。同様にダブルクリックや中クリックもサイドスイッチで行えます。
※ボタンの配置や割り当ては機種によって異なる場合があります。また、ドライバの設定で違うキーに変更することもできます。

[5]タブレットの四隅は画面の四隅

ペンタブレットの描画面の四隅は画面の四隅に対応しています。
タブレット面をペンで触れると、画面上の同じ位置にカーソルが現れます。
例えば、タブレットの左下にペンを近づけると、画面内のカーソルも左下に現れます。

[6]手元を見ないで描く

ついつい紙に描く時のクセで、手元を見てしまいがちですが、ペンタブレットで描画する場合は手元を見ないで、モニター画面と、画面上のカーソルの位置を見ながら描画します。

[7] 筆圧への感度やボタンはカスタマイズできる

タブレットのドライバで「描き味」を調節できます。

筆圧が強い人は筆圧感知を「硬め」の設定に、筆圧が弱い人は「柔らかめ」の設定にしておくと、自然な力加減で描画できます。
筆圧感知レベルの設定方法はお使いのタブレットの種類によって異なります。

Wacom社製品の「マニュアル」は、以下のWacom公式ページからダウンロードできます。

Wacom社製タブレットの場合、筆圧の設定はドライバをインストール後に「ワコムデスクトップセンター」から呼び出せる「ワコム タブレットのプロパティ」から行うことができます。

製品によっては手順等異なる場合がありますので、詳しくは同梱のマニュアルや付属のCD-ROMをご覧ください。また、最新のドライバは 「Wacom ドライバダウンロード」ページからダウンロードできます。


■ペンタブレットの筆圧を調整する方法

「ワコムタブレットのプロパティ」の[ペン] →[ペン先の感触]から柔らかい~硬いを大まかに設定して細かい感度の調整はカスタマイズボタンを押すと現れる入出力曲線のカーブを編集することで詰めていくことができます。

例えば下向きのカーブであればペンの感度は硬く、また上向きのカーブであればペンの感度は柔らかくなります。

<筆圧が強い人は筆圧カーブを下向きに曲げて「硬め」の設定に>

<筆圧が弱い人は筆圧カーブを上向きに曲げて「柔らかめ」の設定に>

自分の手になじむ設定にしておくと、自然な力加減で描画できます。


■CLIP STUDIO PAINTでの筆圧の調整方法

CLIP STUDIO PAINTではタブレットから送られてくる筆圧の情報を元にして、そこからさらにペンの筆圧感知レベルの調節を行うことができます。

[ファイル]メニュー→[筆圧検知レベルの調整]ではCLIP STUDIO PAINTで使用するペンやブラシ全体の感度を設定できます。

また、個々のサブツールにも筆圧を調整できるオプションが用意されているため、ペンは硬く、ブラシは柔らかく等、きめ細かい設定ができます。
選択しているサブツールの設定項目が表示された[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]項目の右側にあるボタンをクリックすると[ブラシサイズ影響元設定]を表示できます。筆圧の有効無効、筆圧が最小の時の倍率の設定、曲線グラフによる筆圧設定を行うことができます。

その他にも、[不透明度][ブラシ濃度]など、さまざまな項目に筆圧による影響を設定できます。[ツールプロパティ]パレットの右下の工具のアイコンをクリックすると表示される[サブツール詳細]パレットを開くと[ツールプロパティ]パレットに表示されていない設定項目もすべて変更できるようになります。
CLIP STUDIO PAINTのペンの調整について、詳しくは以下のTIPSをご覧ください。
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/726#d8106005