9.キャラを描く1

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[1]線画

さて、ここから背景とラフを下地にキャラを描いていこうと思います。

ラフに描いたキャラクターと言えば「飛行機っぽいものに乗っている人」「ドラゴンっぽい何か」の2つですね。

 

ということで、ラフの上から新たに描き起こしていきます。

まずはドラゴンっぽい何かを描いていきますが、飛び方にイマイチ納得していなかったので、ポーズを変えることにしました。

 

この段階ではまだたいして作業が進んではいないので、ガンガン変更します。

でき上がっている背景と照らし合わせながら、収まりのよいポーズに直します。

 

ここで注意するのはポーズを変えても要素を変えないことです。ドラゴンっぽい何かであることはテーマの必要条件ですので、そこは外さないようにしていきます。もちろん、事前にポーズの指定がある場合は、必ずそこも留意します。

 

そして、飛行機っぽいものも描きます。

ラフのままの形状に描き込むと、人が乗り込むスペースやエンジンの位置、羽の形状などあらゆる要素を考え直して整合性を取るときの障害となるので、ラフはあまり意識しないようにします。同じような面積で、同じような向きに飛んでいることだけ合わせてあれば十分でしょうか。

 

だいたい、このくらいまで描きました。

かなり適当な線画になりましたが、後で変形させたり、上から塗りつぶしたりする予定なので、自分が分かるくらいのラフさに抑えておくのがちょうどよいと思います。深追いはしないようにしましょう。

 

[2]色と影をつける

配色がおおよそ固まってきたので、影部分と色を同じレイヤーに描き足していきます。

 

色と影を乗せます。

この辺から、レイヤーの順番も種類もゴチャゴチャになってきますが、気にせず続けます。

新しいレイヤーを作ってどんどん上に描き足します。

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