描き終わったあと装飾の描き忘れに気づいたときの自分の対処法
(注)この方法は線画を使って絵を描く人向けです
やっと絵描き終わったー!
・・・装飾描き忘れてるじゃん、ってなったときありませんか
自分はよくやらかします
みなさんも経験あると思うんですけど、そうなったときの選択肢って
1 描き足す
2 見なかったことにする
の二つですよね
で、「やっぱ描き足すか」ってなってもめちゃくちゃしんどいじゃないですか
線画描いてー色塗ってーとか
そんなときにどうするかっていうのが今回のtipsです
方法はレイヤープロパディの境界効果を上手いこと使う、ですね
その方法を解説していこうと思います、境界効果って何?ってのは検索すれば出ます
まずは上に黒いフチが出るレイヤーを作ります
フチの大きさはその絵の線画に馴染む大きさで
次はそこに足す装飾を描いてきます。今回はリストバンドっぽいのが描きたいのでその形に描いてきます。
着けてる感出したいのでちょっと上のほうをね伸ばして、絵の腕からはみ出ていますが問題ないです
次にこのフチレイヤーをラスタライズします、するとフチと合体します。
ここが大事なポイントの一つですね
合体させるとこんな感じでフチも消しゴムで削れるので、絵に馴染ませることができます
このあと色を塗っていくんですけど、通常レイヤーで塗るともちろん線画も潰れます。
まぁ一緒のレイヤーなので当然ですね、じゃあどうすんのというと
乗算レイヤーで塗っていきます、ついでになんで乗算レイヤーだと線画がつぶれないのかを説明します。
難しそうに見えますが原理は単純で、乗算レイヤーは分かりやすく説明すると色を掛け算して色を濃くしていくレイヤーです。
つまり、線画の色が黒なら乗算で色を塗っても線画は黒のままってことですね。
じゃあ乗算で色を塗っていきましょう
てことで塗り終わりました、質感合成したりレイヤーまとめたり上からソフトライトいれたり、肌のほうにもちょっと影つけたり
するとかなり楽に装飾が描けたりします。今回のやつはちょっと形が雑だったり元の絵と影が違ったりしてますが、まぁ今回はやり方の解説なので
今回のまとめ
・ふちレイヤーのラスタライズ
・色塗りは乗算レイヤー
この二つですね
見なかったことにするのもいいんですけど、まぁ大抵描き足したほうがよくなるんで
これで作業終わった後に装飾描き忘れてても怖くないですね
まぁ描き忘れないのが一番なんですけども
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