瞳の描き方(カラー・モノクロ)

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kawashita(あめ)

kawashita(あめ)

カラーとモノクロ両方の瞳の描き方を説明していきます。

瞳も大切ですが睫毛の描き方(アイライン)が意外と重要だと思うのでそちらに重点を置きながら説明します。

1.カラーのまつげ

まずベタ塗りで睫毛を描きます。

(わかりやすくするために瞳も描いてあります。)

瞳と睫毛のレイヤーは分けておくと良いでしょう。

描いた睫毛に「下のレイヤーでクリッピング」で塗っていきます。

新規レイヤーを作成し、濃いめの赤で端の方をエアブラシで塗ります。

こうすると色が馴染み印象が柔らかくなります。

次に質感をプラスしていきます。

質感をプラスすると絵の密度が上がり丁寧な印象になります。

新規レイヤーを作成し、「下のレイヤーでクリッピング」をします。

肌に使用した薄オレンジで「デッサン鉛筆」の不透明度を30%に下げて端と真ん中を塗ります。

筆のタッチがプラスされました。

最後に斜線を入れます。

新規レイヤーを作成→下のレイヤーでクリッピングをして、「サインペン」で線を描きます。

これでカラーの睫毛の描き方は終了です。

2.カラーの瞳

ベタ塗りで瞳を描きます。

睫毛と同様「下のレイヤーでクリッピング」をしながら塗っていきます。

下に向かって明るい色になるようにベタ塗りでグラデを塗ります。

3色使用しました。

次に瞳孔などを加筆します。

加算・発光レイヤーでキラキラを描きます。

細いキラキラを描くと水面のゆらぎのような潤んだ瞳になります。

加算・発光レイヤーで照り返しを描きます。

丸く描いた後ぼかしツールで一部分をなじませます。

瞳の立体感が出たと思います。

これで瞳の塗りは完成です。

最後に白目を塗り、ハイライトを入れればカラーの瞳は完成です!!

3.モノクロのまつげ

モノクロの睫毛の塗りこみ方を5パターン説明します。

A.ベタ塗り

シンプルにしたい時におすすめです。

B.ツヤ入り

睫毛の真ん中辺りにツヤを入れます。キラッとした印象になります。

少しだけ質感を加えたい時に良いでしょう。

C.斜線抜き

端を斜線ペンで少し消しました。

ベタ塗りよりも柔らかい印象になると思います。

下の線だけ黒を少し残すと睫毛に立体感が出ます。

D.斜線重ね

睫毛のシルエットを先に描き、そこから選択範囲を取って斜線ペンを使用して塗ります。

ペンのタッチが残り暖かみのある印象になります。

E.三角重ね

三角形を重ねたような形を描き、そこから1ブロックずつ選択範囲を取り斜線ペンで塗っていきます。三角の下の方を塗り込んで濃いめにすると立体感が出ます。

モノクロ睫毛一覧です。

4.モノクロの瞳

ペンのタッチの残った少しラフめな瞳の塗り方を説明します。

まず瞳の輪郭を描き真ん中より少し下の方まで塗ります。

中心に瞳孔となる丸を描きます。

線を加筆します。

瞳の下の方に半円を描くとキラッとした瞳になります。

細いペンでさらに加筆をします。

下に向かって線の密度を低くして(白っぽくして)グラデにします。

ベタ塗りの部分を細いペンで消します。

瞳が繊細な印象になってきました。

瞳の照り返し部分を描きます。

まず消しゴムで丸く消してから細いペンで斜めの線を描いて暗くします。

絵の密度が上がったと思います。

最後にハイライトを描いて完成です!!

これで今回の講座は終了です。

ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!!

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