表情豊かなLINEスタンプを作ろう!
今回は表情豊かなキャラクターを、一緒に描いていきましょう!tipsを見ていくと、ついでにLINEスタンプの考え方まで学べちゃいますよ!
初心者の方向けに丁寧に解説しますので、「こんなのもう知ってるよ!」というところは各自読み飛ばしてくださいね!
■1.表情をより豊かにしよう!
□1-1.まずは顔のパーツを整理!
まず、表情の描き方についてです!
皆さん、顔というのはどんなパーツで構成されていると思いますか?
……おそらく、こうなるかと思います。
眉毛
目
鼻
口
確かにこれも間違っていないです。……が!より豊かな表情にしたいならば、3点重要視してほしいことがあります!
□1-2.ほっぺも顔の大事なパーツ!
1つ目は、ほっぺです!頬が?と思うかもしれませんが、これはとても重要な表情パーツと言えるでしょう!
単純にほっぺを赤くすると嬉しそうに見えたり、逆に赤くないとクールな印象を与えたりもできますが、それだけではありません!
ずばり、表情筋です!
ほっぺはさまざまな表情パーツにつながっている、いわばヒモのように互いに引っ張られているものと捉えられます。
みなさんぜひ自分の顔を触りながら読んでほしいのですが……まず、思いっきり笑ってみてください!すると、ほっぺが上がりますよね!
これには主に三段階の動きがあります。
1.口角が上がる
2.それに伴い、ほっぺが上がる
3.持ち上げられたほっぺにより、少しだけ下瞼が狭まる
これを絵に落とし込むと、こうです!
また、思いっきりムッとした、不機嫌な顔もしてみましょう。唇を尖らせたり、口をへの字に曲げたり……この際も実は、口全体が上がっていることが多いです。
つまり、ほっぺというのは以下の時に上がり、下瞼を狭めると言えます!
笑っている時
怒っている時
これらを意識するだけで、とっても表情豊かになるのですが……まだ、重要なことがございます!
※例外として、涙を堪える表情もほっぺが上がりますが今回は省略しました
□1-3.表情の可動域を、考えない!
えぇ!?そんなの破綻しちゃうよ〜!と思われるかもしれません。
確かにリアルな表情を描くのであれば、表情パーツがあちこちに動いていたら不自然かもしれません。ですが、今回描きたいのは豊かな表情!というわけで、可動域なんて難しいことは考えないようにしましょう!
たとえば嬉しそうな顔があったとして……
この眉毛を少しだけ上げてみましょう!するとどうなるか。
なんと、よりぱぁっと明るい顔になりましたね!
今度は、口を信じられないくらい大きく開けてみましょう。顎にくっついてもOK!
すると、さらに嬉しそうな笑顔になりましたね!
このように、「普通はこれくらいじゃない?」という可動域を無視して動かすと、より表情豊かにさせることができます!
また、**口を顎にくっつけたり、目を大きく描いたりするのはデフォルメ(強調・省略)**と呼ばれ、こちらも重要なテクニックですね!
最初と最後の比較をすると一目瞭然ですね!
□1-4.やりすぎなくらい非対称!
そして最後が非対称!
具体的には、顔の右半分と左半分で、顔を持ち上げる/下げるを分けてしまうと良いです!
まずこちらに楽しげな表情がありますが、これをもっと表情豊かにしていきます!
まずは片方を上げて、片方を下げることを意識しましょう!
口に関しては後でやりますので、一旦口以外の表情から!
まずは、左側の眉毛を上げましょう!
鏡などで確認してほしいのですが、眉毛が上がる時は/\の向きになります。なので向きごと変更して、位置を少し上にする感じです。
そして、皆さんまた顔を動かしてほしいのですが……**眉毛を上げると、瞼もつられて持ち上がります!**というわけで目も少し開いてあげましょう!
すると、こんな感じになります。
★眉毛を上げる→目を開く
今度はさっきの逆です!
こちら側は眉を下げましょう!そして、眉毛が下がると……上瞼も少し閉じますね!というわけで右側はそのように動かしましょう!
★眉毛を下げる→目を閉じ気味にする
そして、口です!口はどちらを上げても良いのですが……今回は右側を上げ、左側を下げます!
顔の向きぐちゃぐちゃじゃん!と思われるかもしれませんが……皆さん、顔を動かしてみてください。意外と現実でもできるんですよね!不思議です。
さて、口が上がるということは目も持ち上がりますので、右目の下瞼を少し上げます。
ここまでやったこととして、左側は
眉を上げる
目を見開く
そして、右側は
眉を下げる
目を閉じ気味にする
口を持ち上げる
下瞼を持ち上げる
となりました!
最初と比較するとこんな感じになります!結構変わりましたね!
□1-まとめ:ほっぺと大胆さが重要!
というわけで、表情豊かに描くコツは三つです!
ほっぺを意識して、嬉しい時と怒ってる時にほっぺを上げる!下瞼も上げちゃう!
可動域は無視!やり過ぎがちょうどいい!
左右で顔を非対称にしよう!
たった三点でも、劇的に変わる方もいるかもしれませんね!
■2.スタンプの案を出そう!
さて、ここからLINEスタンプもついでに考えてしまいしましょう!
LINEスタンプ以外にも、DiscordやYouTubeメンバーシップ等のスタンプにも使える考え方だと思いますし、スタンプを作る必要がない人も、ぜひ読んでいただけると気づきが得られるかもしれませんよ!
★LINEスタンプの基本データ
と、その前に……サイズをここに記載しておきますね!
LINEスタンプは370×320px、72dpi。更に周囲に10pxの余白が必要です!
余白はまず全体を塗りつぶして…
このデータから選択範囲を作ります。
そしてこのボタンを押して選択範囲を10ピクセル縮小しましょう!
選択範囲を作ったままフォルダを作り、
「選択範囲外をマスク」
を押します!
すると、このフォルダの中でLINEスタンプを作ることが出来ますよ〜!
□2-1.スタンプは分かりやすさが命!
では改めて、絵の描き方に戻りましょう!
私の今までのtipsではくどいほど言っているのですが、絵というのは何を伝えたいのか?がとても重要です!
そして、今回はそれよりちょっと進んだ話なのですが……どうしたらそれが伝わりやすく、わかりやすくなるのか!これもとても重要なのです!
□2-2.スタンプ=顔+手+体+小物!
では、分かりやすくさせるにはどうしたら良いか。
今回のスタンプを上半身のミニキャラと考えた場合、絵は以下の要素で構成されます!
顔
手
体
小物
エフェクト(漫符)
エフェクトはちょっと除外しても良いのですが……ともかく、この四つがとても重要です!
これらを分かりやすく表現するわけですが、何をしたら良いのかと言いますと……
シルエットを明確にし、何をしてるか分かりやすくする!
より伝わりやすい表情や要素を選ぶことで、瞬時に「これを伝えたいんだ!」「こんなことを思っているんだ!」と分かりやすくする!
の2点です!
シルエットにつきましては、前回のtipsで触れているのでそちらを参考にしてください!
さて、もう一つ。「より伝わりやすい表情や要素を選ぶ」……難しいですよね!
そんな時は、**他の方のLINEスタンプを見てみましょう!**有名なものから個人が出しているものまで沢山ありますが……この時見てほしいのは、それぞれの要素がどんな働きをしているか?ということです。
たとえば、おめでとう!というお祝いのスタンプがあったとしましょう。
もちろんこれだけでも良いのですが、お祝い感が少ないように感じます。
そこで、お祝い感を出したものがこちらです!
これを見ると、先程よりも「あ!祝われてるんだ!」と分かりやすくなったかと思います!
何故わかりやすくなったのか……皆さん、分かりますか?
それは、顔+手+体+小物全てが、お祝い感を出すぞ!という働きをそれぞれしており、結果として瞬時にお祝いムードが伝わるようになったのです!
ここでは、以下のような要素で構成されていました。
顔→嬉しくてたまらない!という表情に!
手→こちらに差し出すことで何かを渡そうとしているように!
体→棒立ちではなく前のめりになることで、躍動感と渡そうとしてる感をより強める!
小物→ケーキや三角帽子など、お祝い事で使われるものを使うことで瞬時に分かるように!
特に小物はぱっと見で分かりやすくなるものですが、小物だけでは不十分です!絵が固く見えてしまうんですね。
というわけで、こういった考え方をすると良いかと思います!
お祝い事から連想されるもの、ことは?
自分が祝った/祝われた時に、した/してもらったことは?
こうすることで、それぞれの要素がどんなふうになるかが思い付きやすいです!例えば今回の例ならば、こんな感じになります↓
顔→楽しそうな顔、嬉しそうな顔
手→何かを差し出す手、クラッカーを引っ張る手、拍手
体→抱き付く、前のめりに何かを差し出す、胸を張る
小物→ケーキ、三角帽子、派手なサングラス、クラッカー、プレゼント、花束
もちろんこれはお祝い事に限らず、他のテーマでも同様です!
「顔+手+体+小物全てが、テーマに沿った動きになり、何を伝えたいのか瞬時に伝わる!」というのは、スタンプだけではなく他の絵にも通じる考え方ですので、ぜひやってみてくださいね!
□2-3.感情で分けて、ざっくり描いてみよう!
描き方も分かったところで、早速描いてみましょう!
といってもどんな絵を描きたいか、どんなスタンプ(使いやすい、面白い、身内向け等)にしたいのかは人それぞれだと思いますので、今回は基本的な、使いやすいスタンプを目指してやっていきます!
でも、いきなり描けと言われても難しいですよね!そんな時は、感情で分けてみましょう!
例えば幸せ、笑顔、嬉しいなどの感情だと、このようなスタンプが連想されますね!
逆に困る、怒るなどの複雑な感情の場合は、こんな感じになると思います!
どうでしょうか、感情でざっくり分けると「この感情ならこういうテーマかな?」というのが分かりやすくなったかと思います!
この調子で沢山案を出し、好きなものを清書していきましょう!もちろん全部清書してもOKですが、LINEスタンプの場合は4個から販売することができますので、まずは4個だけ作ってみるとハードルが高くなりすぎないので、良いかもしれませんね!
□2-まとめ.パーツと感情で分け、わかりやすく!
というわけで、スタンプを描き始めるコツは以下の三つ!
**何を伝えたいか?どうしたらそれがわかりやすく伝わるか?**を考える!
顔+手+体+小物全てが、テーマに沿った動きになり、何を伝えたいのか瞬時に伝わるようにしよう!
いきなり描くのではなく、感情に分けてラフを練ろう!
特にこういったスタンプは高画質ではありませんから、**普段の絵よりも更に分かりやすい絵が求められます!**意識して描いてみましょう!
■3.塗りも分かりやすく!
□3-1.線画は太く、はっきりと!
LINEスタンプは320×300px。試しに私のスマホの画面を見てみますと……828×1792pxです。
そう考えると、とても小さな絵を描くことになります!
普段よりもずっと小さな絵を描くということは、小さくても分かりやすい絵を描く必要があります!
例えば細かい線や文字などは潰れてしまいますし、背景色によっては見にくい!見えない!ということも考えられます。
というわけで、線画は少し太めに、はっきりと描きましょう!強弱もつけて良いですが、あまりに細いと認識しにくくなりますので、その点は注意して描きましょう!
□3-2.影はがっつり落とす!
ついつい細かく入れたくなってしまう影。ですが今回は一気に!大胆に!入れてしまいましょう!
理由は見れば分かるかと思います!
これを遠くから見てみると…こう!
このように、細かく入れても潰れてしまうんですね!ならば最初からざっくり塗ってしまったほうが楽ですし、見栄えもします!というわけで影はがっつり入れましょう!
ちなみにどうしても影を細かくしてしまうんです!という方もいらっしゃるかと思います。そんな時は……
逆に!影を削る!
すると大きな影を残しながら削っていくことが出来ますので、比較的細かくなりすぎない……はずです!
こちらは外国圏でよく使われているイメージがありますが私もたまに使っています!大きな面積に影をしっかり落としたい時は、個人的にこちらの方が描きやすいですね……!
□3-まとめ.線画も塗りも分かりやすく!
ではまとめです!
- 線画は太く、はっきりと!
認識しやすい太さで描く!
- 塗りはざっくりと!
難しい時は影を削るイメージで!
■4.まとめ
□4-1.伝わりやすく、わかりやすく!
長々とお伝えしてきましたが、今回のまとめです!
まずは、表情豊かに描くコツ!
ほっぺを意識して、嬉しい時と怒ってる時にほっぺを上げる!下瞼も上げちゃう!
可動域は無視!やり過ぎがちょうどいい!
左右で顔を非対称にしよう!
そして、スタンプを描き始める時のコツ!
**何を伝えたいか?どうしたらそれがわかりやすく伝わるか?**を考える!
顔+手+体+小物全てが、テーマに沿った動きになり、何を伝えたいのか瞬時に伝わるようにしよう!
いきなり描くのではなく、感情に分けてラフを練ろう!特にこういったスタンプは高画質ではありませんから、**普段の絵よりも更に分かりやすい絵が求められます!**意識して描いてみましょう!
最後に、描く時のコツです!
- 線画は太く、はっきりと!
認識しやすい太さで描く!
- 塗りはざっくりと!
難しい時は影を削るイメージで!
□4-2.最後に
いかがでしたか?このtipsが役立つことを願っています!
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