リアルな猫とゆるい猫の顔の描き分け方

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kawashita(あめ)

kawashita(あめ)

リアルな猫とゆるキャラのようなデフォルメの効いた猫の顔の描き分け方を説明していきます。

1.リアルな猫の顔

初めにリアルな猫(左側)の顔の描き方を説明していきます。

新規レイヤーを作成し下絵を描きます。

まず少し横長の丸を1つ描きます。

その上に三角を2つ描きます。これが顔と耳になります。

下絵は小さめのサイズで描くと楽だと思います。

次に目鼻口を描いていきます。

まずアルファベットの大文字の「U」を描きます。

その「U」の線の始まりと終わりの部分にアルファベットの「O」をくっつけます。

「U」と「O」に小さい三角を付け足します。

これが目と鼻になります。

最後は口です。

鼻の下に丸を3つ描きます。

ヒゲを描けば下絵の完成です。

小さく描いた下絵を投げ縄で選択し、【拡大・縮小・回転】で拡大します。

拡大後↓

(レイヤー不透明度を下げました)

新規レイヤーに線画を描いてリアルな猫の顔は完成です。

2.ゆるい猫の顔

次にゆるい猫の描き方を説明していきます。

まず顔の輪郭と耳を描きます。

顔の輪郭はぷにっとした感じを出したいので少し段差をつけてみましょう。

次に目鼻口とひげを描いていきます。

目も口も小さめに描くとキャラクターらしさが出て可愛らしくなると思います。

キャラっぽさを出すためにほほの照れ線もプラスしてみました。

 

下絵拡大→レイヤー不透明度を下げ、新規レイヤーに線画を描き完成です。

3.顔の主な違い

顔の主な違いを説明していきます。

まずは輪郭です。

リアルな猫は丸に近いですが、ゆるい猫はもっと横長です。

耳の大きさもリアルな猫は大きめ、ゆるい猫は小さめとなっております。

次はヒゲの位置です。

リアルな猫のヒゲは鼻に近い位置から生えていますが、

ゆるい猫のヒゲはもっと外側の顔の輪郭に近い位置から生えています。

次は目鼻口です。

一番大きな違いが出る部分だと思います。

1 目

リアルな猫はアーモンドのような鋭く大きな目であるのに対し、

ゆるい猫は小さな縦長の目です。

2 鼻口

リアルな猫は線が多いですがゆるい猫は口となる部分だけ描かれています。

 

完成図の比較です。↓

こちらは横顔です。

目の描き方に注意しましょう。

リアルな猫の正面顔ではアーモンド型だったのに対し、横顔では三角形に近くなっています。

ゆるい猫は正面、横顔共に同じ形で描きます。

顔の輪郭の描き分けのコツはリアルな猫は細身に、ゆるい猫はふっくらめに描くと良いと思います。

これで顔の描き方の講座は終了です。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

次回は体の描き分け編です。

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