水中を描くメイキングとブラシ紹介
こんにちは。
このTIPSでは、Clip Studio Paintを使用して、
水中をテーマにしたイラストのメイキングを紹介します。
メイキングで使用しているブラシも合わせて紹介しています。
ASSETSにて公開されているブラシ素材へのリンクもありますので、
水中を描く時にぜひ役立ててください。
描画チャート
使用ソフト:Clip Studio Paint EX
キャンバスサイズ:700×1000px、72dpi
1)まず初めに、青系のグラデーションで下地を塗ります。
グラデーションツールを選択し、「昼空」のグラデーションを指定、
キャンバスの中心から上へポインタを引っ張ります。
すると、グラデーションができますので、これを下地とします。
ここから、メイキングに使用しているブラシ素材とASSETSへのリンクも合わせて紹介させていただきます。
ブラシの使用に合わせて、新規レイヤーを追加してください。
1)水面を描く
【水面ブラシ(影付き)】
(※見やすいように黒色で表示してありますが、描画色は白色を指定して描きます。)
合成モードを「加算(発光)」へ変更して、上面部分に半円を描くように描きます。
2)魚を描く
【おとめちっくなお魚ブラシ】の中の一つ【sakana02】
合成モードを「乗算」へ変更して、円を描くように描きます。
魚の影を表現したいので、青系の色で一色に塗りつぶしました。
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【魚 (fish, 魚) (물고기(fish,魚)) 】
お魚さんを全体に配置します。向きなど、適宜変更してください。
[編集]をクリックし、[色調補正]から[グラデーションマップ]を選択します。
グラデーションセットの[空]から[昼空]を選択してOKを押します。
3)泡を描く
【海が描けるブラシセット】の中の一つ・【泡】ブラシ
(※見やすいように黒色で表示してありますが、描画色は白色を指定して描きます。)
上下にかけて描いてます。
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【キラキラ粒子ブラシ】
(※見やすいように黒色で表示してありますが、描画色は白色を指定して描きます。)
合成モードを「加算(発光)」へ変更し、不透明度を50%に下げます。
小さな泡を表現するために、全体に描きます。
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【泡_カラー】
好みの場所に配置し、合成モードを「オーバーレイ」へ変更します。
描画したレイヤーの下に新規レイヤーを追加して、泡の周りをペンブラシで白く描きこみます。
ふわっとこんな感じでOKです。
重ねるといい感じになります。
4)光を描く
【星空ブラシ】
合成モードは「加算(発光)」に変更し、上部を描きこみます。
水面が輝いてるような表現ができます。
完成
ここまで描いてきたものをすべて表示します。
魚の位置が少し気になったので修正しました。
これで完成です。
ブラシの活用によって様々な表現が期待できますので、是非素敵な作品作りに役立ててください。
最後までご覧いただき ありがとうございました。
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