夏の空の描き方/ビデオチュートリアル
前書き
こんにちは
「夏空を描く」をご覧いただきありがとうございます。
このチュートリアルでは夏らしい入道雲の描き方を載せています。
動画は音声なしのテキストのみですが、こちらの記事と一緒に見ていただければどの国の方でもご理解頂けると思っております。よろしくお願いします!
ペンについて
空についてのチュートリアルなので、本来ならまずは描く時間の設定から始めるべきですが、今回は空を初めて描く方でもわかりやすいよう基本となるであろう青い空と白い雲にします。
使うペンは主に4つで、すべてクリップスタジオペイントにデフォルトで入っているものです。
一つ目は「濃い鉛筆」
二つ目は「粗い水彩」
三つ目は「ガッシュなじませ」
そして最後は「塗り&なじませ」
「濃い鉛筆」は普通のペンです。今回は形を強調したい時に使います。
「粗い水彩」はすごくザラザラしたペンで、筆圧やタッチの重ね具合によって色が濃くなります。
「ガッシュなじませ」と「塗り&なじませ」は色を置くのではなく伸ばすために使います。
「ガッシュなじませ」の方が伸ばすとザラザラとしたテクスチャーになり、「塗り&なじませ」はするっと色が伸び馴染みます。
描き始める前に
描き始める前にまずはショートカットキーを設定しましょう!
これをしておくとペンの切り替えが素早く出来て作業効率がグンとあがります。
まず「ファイル」から「ショートカット設定」を選択します。
下の図のような表示が出るので、そこから使いたいペンを選択し、「ショートカットを編集」をクリックします。
そうするとキーボードで文字が打てるので、他にショートカット設定に使われていないキーを打ち込みます。私は「粗い水彩」を「A」、ガッシュなじませを「S」に割り振りました。
「OK」を押してタブを閉じればショートカット設定の完了です。
割り振ったキーを押せばすぐにそのペンが使えます。
クリップスタジオはデフォルトで鉛筆は「P」に割り振られています。
他にもたくさんショートカットが設定されているのでぜひ調べてみてください!
空の色を塗る
さてようやく空を描く時が来ました!
まずは明るい水色を全面に塗ります。
次に濃い青色を上の方にグラデーションでかけましょう
次に新規レイヤーを作成し大まかに雲の形をとります
ポイントは大小様々な丸を描くイメージで色を置いていきます
次に光が当たっているところを白く浮かび上がらせます
ここから描き込みです。影の部分をざっくりぼかし、明るい面を描き込んでいきます。
あとはひたすら周りの色をとって描き込み、ぼかし、描き込み、ぼかしの繰り返しです。根気よく続けましょう。
縁の部分や光の強く当たっているところは鉛筆でカリっと描いてあげます
加工
ある程度形がまとまってきたら、オーバーレイなどのレイヤーの合成モードを使って色を整えます
好みに合わせていろいろ試行錯誤してみてください!
ラスト
あとは細かいところをさらに描き込んだり、飛行機雲なんかを足しても良いですね
完成!お疲れ様でした!
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