[自分、初心者かも…という方向け]

クリスタを使って初めて漫画原稿を描く場合は、先に「漫画制作向けCLIP STUDIO PAINTセットアップ」を確認してアプリの設定やインタフェースを整えておくと幸せになれます。たぶん

キャンバスを作成

メニュー[ファイル]→[新規作成]

例としてB4サイズ商業誌用の漫画原稿用紙(キャンバス)を作成して、描画ツールを使う流れを紹介します

①作品の用途→[コミック]

②ファイル名と保存フォルダーを決定

③原稿用紙設定→[商業誌用]

④解像度は600dpi(または指定に従う)

⑤[複数ページ]必要な場合はONに

• 綴じる位置->[右綴じ]

• 開始ページ->[左から]

綴じ位置と開始ページ設定は一般的なものです。指示がある場合はそちらに従います

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レイヤーを作る

描画用のレイヤーを作る

線作画のためのレイヤーは2種類 ①ラスターレイヤー(ベタやフィルター加工も可) ②ベクターレイヤー(後から加工可、ベタ塗りは不可) レイヤーパレットのアイコンか メニュー[レイヤー]→[新規レイヤー]コマンドで

描画線単位で操作できるベクターレイヤーはラスターレイヤーにはない便利さや特徴を持っています。時間のあるときに試して、自分の作画で役立つものか確かめてみてください

[POINT] レイヤーパレットのアイコン表示はパレット幅によって変化します。全てのアイコンを表示したい場合は少しパレットの幅を伸ばしておきます

下描き用レイヤーを作る

①[下描きレイヤーに設定]をONに ②[レイヤー]カラーをONに ③レイヤー名の書かれている文字部分を 　ダブルクリックしてレイヤー名を変更

[POINT] [アクション]パレット初期状態(デフォルト)に登録されている「下描きレイヤーの作成」でも同様に下描き用のレイヤーを作成できます クイックアクセスに登録しても便利です

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描く

鉛筆で描く

①[ツール]パレットで鉛筆ツールを選択

②[サブツール]パレットで[鉛筆]を選択

③[ツールオプション]パレットでブラシサイズを調整

ペンで描く(清書/墨入れ)

①[ツール]パレットでペンツールを選択

②[サブツール]パレットで[Gペン]を選択

③[ツールオプション]パレットでブラシサイズを調整

プロパティ表示[スライダー]と[インジケーター]

プロパティの数値設定の表示は[スライダー表示]と[インジケーター表示]の2種類あります。特定の数値を素早く選びたい場合は[インジケーター表示]にすると便利です

フリーハンドで直線を描く

ツールプロパティの[後補正]でフリーハンドで自由に直線を描ける設定が可能です

①サブツール詳細 [補正]->[後補正]＆[ベジェ曲線]の[目]アイコンを表示

②▲アイコン->[表示状態のコピー]->[同じグループ内の全てのサブツールにコピー]をクリック

③[ツールプロパティ]の[後補正]と[ベジェ曲線]をONに

[後補正]を100に設定すると描いた線を描画後に直線に補正できます

[ベジェ曲線]ONにしておくことをお忘れなく(ONにすることで筆圧が反映されやすくなります)

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消す

下描きを薄く消す

ラフや下描きは[消しゴム]ツールの[軟らかめ]サブツールが便利です

ペンで消す

ラスターレイヤーに描いている場合はペンツールのままカラーで[透明]を選ぶと消しゴムと同じ動作になります

ショートカットキー[c]でメインカラー<—>透明色を切り替えられます

選択範囲で消す

大きな領域を一度に消したい場合は選択範囲を作成して[del/BS]キーで削除すると便利です

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カラーを選ぶ

ツールパレットでメイン/サブ/透明を選ぶ

・ツールパレット下部の[カラー]で色を選ぶ

・ツールパレットで選べるのは

①メインカラー

②サブカラー

③透明

色彩を選ぶ

色設定で使用するパレット

[カラーセット]パレット

[カラーサークル]パレット

[カラースライダー]パレット

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キャンバスの表示操作

キーボード/タッチショートカット

表示の移動

[space]+ドラッグ/スワイプ

表示の拡大/縮小

[ctrl]+横方向にドラッグ/ピンチインアウト

表示の回転

[shift]+[space]+ドラッグ/ピンチで回転

取り消し(Undo)

[ctrl]+[Z]/2本指でタップ

やり直し(Redo)

[ctrl]+[Y]/3本指でタップ

win/mac(iPad)の修飾キーの違い

win <—> mac(iPad)

ctrl <—> command⌘

alt <—> option⌥

なし <—> contorol ^