グラデーションツールを利用した月夜の描き方

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kawashita(あめ)

kawashita(あめ)

色んな色使いの月夜の描き方を説明していきます。

3パターン紹介していきます。

A.青い月夜の空を塗る

まずは青い月夜の描き方を説明していきます。

まずキャンバスをバケツツールで塗りつぶします。

キャンバスサイズは800×800px72dpiです。

サイズは好きに設定して良いでしょう。

黒ではなく少し青みを持たせた暗い色で塗ります。

次に新規レイヤーを作成し、グラデをかけます。

鮮やかな水色を使用します。

グラデーションツール→【描画色から透明色】を選び

ツールプロパティを画像の状態にしてください。

(形状:直線、繰り返さない)

角度の刻みにチェックを入れ数値を90にすると

縦横のグラデが簡単にできるので便利です。

下から上にドラッグしてグラデをかけます。

グラデをかけたらレイヤーの不透明度を下げて色をなじませます。

もう一枚新規レイヤーを作成しグラデをかけます。

先ほどのグラデよりもドラッグする距離を短くします。

これで空のグラデは完了です。

A.青い月夜の月を描く

次に月を描いていきます。

新規レイヤーを作成します。

サブツール図形から楕円を選択します。

ツールプロパティを画像の状態にします。

(線・塗り:塗りを作成、縦横指定にチェックを入れる)

薄い水色で月の形を描きます。

次に月の模様を描きます。

新規レイヤーを作成しレイヤーモードを乗算にします。

下のレイヤーでクリッピングをします。

少しくすんだ薄い水色を使用して

「くしゃ雲ブラシ」の不透明度を少し下げて塗ります。

ブラシはこちら↓

https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1696171

もう少し模様を描きます。

同じように新規レイヤーを作成→乗算にして下のレイヤーでクリッピングします。

丸ペンの不透明度を少し下げて点を打つように模様を描きます。

比較です。

(雲ブラシの模様のみ→雲ブラシ模様+丸ペン模様)↓

次に月を光らせます。

月のレイヤーを複製し、レイヤーモードを加算(発光)にします。

 

フィルター→ぼかし→ガウスぼかしを選択します。

三角を右に動かしてぼかします。

月が光ってる感じになったと思います。

これで月は完成です。

A.青い月夜の雲&仕上げ

次に雲を描きます。

新規レイヤーを作成しレイヤーモードを乗算にします。

紫っぽい灰色を使用して

「ぱき雲波ブラシ」で雲を描きます。

真ん中に向かってとがるように描くといいと思います。

下の方の雲は薄く描くとそれっぽくなると思います。

ブラシはこちら↓

https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1696171

最後に仕上げをします。

素材から「漆喰」を選びキャンバスにドラッグ&ドロップします。

レイヤーモードを乗算にし、不透明度を7%にします。

テクスチャを利用すると絵に面白みが出ます。

 

完成しました。

B.黄色い月夜

次は黄色い月夜の描き方の説明をしていきます。

青い月のレイヤーを

レイヤー→レイヤーを複製で複製します。

ここからは色を変える作業が主になります。

下塗りの色を編集→色調補正→色相・彩度・明度で調整します。

青い月夜の色よりもわずかに紫みが強い色にしてあります。

グラデをかけます。

青い月夜は同じ色のグラデ2枚でしたが、

こちらはそれぞれ違う色のグラデレイヤーを3枚作成しました。

グラデ1:濃いめの紫

グラデ2:加算(発光)60%で黄味の強いオレンジ

グラデ3:薄い黄色

月や模様も黄色っぽい色に調整すれば黄色い月夜は完成です。

青い月夜よりも暖かい雰囲気になったと思います。

C.赤い月夜

最後は赤い月夜です。

こちらも黄色い月夜と手順は同じです。

青い月のレイヤーを複製し、色相・彩度・明度で色の調整を行います。

赤い月夜は同じ赤色でグラデをかけました。

グラデの範囲の広い方は不透明度を70%に下げました(グラデ1)。

月、模様、雲の色を調整して赤い月夜の完成です。

不気味な怪しい雰囲気になったと思います。

最後に

比較画像&レイヤー構成です。

同じ描き方でも色を変えるだけで雰囲気がガラッと変わるのがわかると思います。

これで今回の講座は終了です。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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