ポップアップには「飛び出す」「現れる」といった意味があります。
ここでは簡単に作れる型抜きを元に実演紹介していきます。
【完成見本】
◆作る前に用意するべきもの
◆どんなカードを作るかあらかじめ考えておきましょう
◆厚紙１枚 ※プリンター用紙は「厚手・厚口」などを使うのがよいです。
◆ちょっとの作業時間
◆相手へ渡すときの覚悟
【ポップアップカード】サンプル見本
▲この上記型紙画像をそのままA4サイズでプリントする事が出来ます。
また、このサンプル画像を利用してオリジナルデザインを作ってみるのも良案です。
切り抜くパーツは全部で３つです。
◆作画を型紙に取り込む手順
１）画像を取り出します
サンプルの型紙画像をクリックしてマウスでデスクトップにドロップアウトします。
※ブラウザによって画像の取り出し方は異なります。（画面はGoogle Chrome）
２）クリップスタジオに取り込みます
作例見本画面を参考に新規で用紙を作成します。
幅／29.70cm 高さ／21.00cm サイズ／A4
解像度／300dpi 色／カラー 用紙方向／ヨコ
ファイル＞読み込み＞画像 で取り込めます。
ちなみに…
デスクトップからドロップアウトで画像を直接取込むこともできます。
無事取り込めたらこんな感じになります。
３）マスクエリアを作る
「新規ベクターレイヤー」を作り、これをマスクエリア作業にします。
取り込んだサンプル画像は「乗算」にして順を画像のように配置します。
ベクターレイヤーで線を引きサンプルの線をなぞって囲みます。
作例では「直接描画」「折れ線２」を使用。
Shiftキーを押しながら点を置いていくと簡単に直線描画できます。
４）見開き絵を配置する
見開きに使用するイラストをコピペあるいは読込で配置させ
見開き範囲に収まるようにトリミングします。
自動選択ツールを使って選択範囲を作成します。
見開き作画レイヤーを対象に選択範囲を「レイヤーマスク」させて
レイヤー順を見栄えのいいように調整したら完成です。
あとは背景台紙絵ともに、同じ手順で配置して作ります。
◆ポップアップの組み立て
ハサミやカッターなどで型抜き通りに切っていきます。
作業にはカッターマット、モノサシなどがあればとても便利です。
モノサシを使ってカッターの「峰」部分、あるいは軽く刃先で引くと
折れ曲げやすくなります。筆者は峰部分で引いたりしてます。
拙者、みねうちでござる。
１）台紙と柱をレッツ！ビルトインするッ
まずは台紙（背景）と柱パーツを切り取ります。
柱パーツは山折り谷折りにジャバラになるよう折ります。向きは画像を参考に。
くっつけるとこんな感じになります。折りと方向を間違えないように。
２）最後の見開きパーツをファイナルビルトイーン！
見開きパーツは余分な白ふちをハサミで切っておくと綺麗な仕上がり感になります。
接着は「のり」や「速乾ボンド」でもいいと思いますが、
今回、筆者は面倒くさかったので（笑）手元にあった両面テープを使用しました。
それでもうまく出来ました。結果くっつけばOKです。接着の神様ありがとう！
コツは中心の折り目に沿ってピッタンコにくっつけます。
見開き部分が多少そとにハミ出てしまってもOK！
あとで気になるところがあっても、熱い想いと勢いに身をまかせるのだ。
寛容な志を持つことが大事。
貼り終えたらめでたく完成です。
今回使用した作品例サンプルのご紹介
※上記作成例画像もプリント可能に出来ています。
※見開き部分の切抜き境界線は、描画作成限界到達範囲になっています。
背景はクリップスタジオの素材スタンプで簡単に作成しました。
こんな感じで作ればよいと思います。
この期に及んで言い忘れましたが（笑）
一度組みあがってしまうと背景の手書きメッセージは非常に書きづらくなるので、
あらかじめ手書きメッセージは組み立てる前に絶対書いておいた方がよいです。
◆クリップスタジオの素材ツールを使えば効果的
ClipStudioに用意されている豊富な素材ツールを使って
自分だけのオリジナルデザインを創作してみましょう。
背景、スタンプ、パターンブラシを使うと表現の幅がとても広がります。
◆何を伝えるかが大事
もちろん内容は「誕生日おめでとう」なわけですが、誕生日にもらうカードがそもそも「誕生日カード」なので、メッセージ欄に「誕生日おめでとう」だけといった内容では、あまりにも勿体ないです。
自分の想いをそのまま直球メッセージで伝えるのは難しいですが
気持ちが伝わるメッセージはもらった相手にとても嬉しいものです。
勇気、友情、勝利の御武運を祈っています、どうぞ善きクリエイターライフを。
ClipStudioPaint EX Ver.2.0 20241008 あきべん
이 게시물에 '좋아요!'를 누른 사용자
댓글