ぎのくま成長記録と覚書〜カラーを描こう編〜
漫画家はカラーが苦手なのです。なぜならモノクロばかり描いているから。
しかしそんなことを言っていては表紙が命の単行本が売れないのだ。
「イラストレーターじゃないも〜ん」と甘えてないで漫画家も進化し続ける文明に取り残されないようにクリスタのカラーを勉強しよう。
下書き
ふとした瞬間をラフに捉えました。もっとコンセプトがあったほうが望ましいですが今回は気楽にこちらを塗っていきます。
下塗り
線画の類は全くしません。なぜなら時間が勿体無いし後々デッサンも直しづらいから。
この辺りまではいつでも描けるのですが、こっからの仕上げをどれだけ頑張るか、あとその時の運もあります。ここからが私による私のための覚書です。ではサクサクいきます。
一旦顔をフラットにしてから「発光」レイヤーによってもう一度凹凸の光の部分を描いていきました。これによって少し光のリアリティが出てきました。
少し「トーンカーブ」などで調整しました。
デッサンの修正
口元や目元など、気にくわない部分を大幅に修正しました。かなり可愛くなったともいます。
最後に反転したりして最終調整に行きます。差し色にオレンジを入れて細かい毛なども描き足しました。彩度の高い色を入れると一気に垢抜けますね。
後頭部が足りない気がしたので描き足しました。奥の方は水色の「スクリーン」をかけて多少の遠近感を出しこれで完成です。(今日のところは)
反省点
割とよく描けたと思いますが、頭部の丸さの表現がまだまだなのと左側の涙袋が消えかけていて目のデッサンがちょっと狂ってますかね。
次は上手い人のイラストを横に置いて描こうと思います。
最後に
この記事は私の成長記録でもあります。まだ人に教えられるほどの技術はないですが、自分が忘れてしまっては一進一退なのでこの場を借りてちょくちょく更新していこうと思います。ではまた次回。
ちなみに使ったブラシはこちらに掲載されています。
合わせてどうぞ。
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