グラデーションを使って虹のブラシを作成するTIPS
グラデーションの塊のような虹のブラシを作ります(CLIP STUDIO PAINT Pro & EX)
サブツールのグラデーションを作成
1)
グラデーションツールのサブツールをコピーします
サブツールパレットの下の「コピーのアイコン」をクリックします
名前をつけて「虹のグラデーション」を作っていきます
サブツールパレットに新しくコピーのサブツールが追加されます
※これを行なっていないとこのTIPSのようにちょっとした失敗をしてしまします
2)
サブツールパレットのサブツールをどれか選んで
ツールプロパティパレットのカラーバー左の(-)をクリックで「詳細設定」表示してクリックします
「グラデーションの編集」パレットが表示されます
3)
グラデーションのカラーバーを設定します
カラーバーの下の左の三角(ノード)をクリックします
位置が(0)なことを確認します、色のラジオボタンを「指定色」に設定します
ノードの色を設定できるようになります、すぐ下のパレットをクリックして、色を設定します(R=255 G=0 B=127)「OK」します
続けて
カラーバーの下のノードの位置の15あたりをクリック、位置を確認して15に
「指定色」を(R=255 G=0 B=0)に設定します
続けて
カラーバーの下のノードの位置の25あたりをクリック、位置を確認して25に
「指定色」を(R=255 G=127 B=0)に設定します
4)
ノードの位置の35をクリック、「指定色」を(R=255 G=255 B=0)に設定
ノードの位置の50をクリック、「指定色」を(R=0 G=255 B=0)に設定
ノードの位置の65をクリック、「指定色」を(R=0 G=255 B=255)に設定
ノードの位置の75をクリック、「指定色」を(R=0 G=0 B=255)に設定
ノードの位置の85をクリック、「指定色」を(R=127 G=0 B=255)に設定
ノードの位置の100をクリック、「指定色」を(R=255 G=0 B=255)に設定
5)
カラーバーの下のノードの位置の(0)をもう一度クリック
不透明度の数値を(0)にします
カラーバーの下のノードの位置の(100)をもう一度クリック
これも不透明度の数値を(0)にします
せっかく左から順に作ったグラデーションですがグラデーションを反転させます
カラーバーの下にアイコンが4つ並んでいます、右から二つ目のアイコンをクリック
カラーバーのグラデーションが左右反転しました
グラデーションセットに作成した設定を追加
6)
作成した「グラデーションの設定」を「グラデーションセット」に保存します
(図では左右を反転する以前の状態で行なってしまってます)
「グラデーションセット」の一覧の下に並んでいる5つのアイコンの右から二つ目のアイコンをクリック
グラデーションに名前を付けて「OK」します
グラデーションセットの一覧に追加されました
ブラシ先端形状を作成
7)
「グラデーションの設定」のカラーバーの右の「OK」をクリックします
サブツールのグラデーションが設定したグラデーションに置き換わります
(「あっ」と思ったけど このまま説明を続行するのでした)
ツールプロパティパレットを表示してグラデーションの設定を確認します
(形状を「直線」)(端の処理を「繰り返さない」)(描画対象を「グラデーションレイヤーを作成」)(合成モードを「通常」)にしました
ファイルメニューの「新規」を選んで、イラストの(1280px × 640px)を作成します、キャンバスは100%表示にします
情報パレットを表示して、キャンバスの左端(X=0)をshiftキーを押しながらクリック、右端(X=1280)までドラッグします
レイヤーパレットにグラデーションレイヤーが作成されています
レイヤーパレットのコマンドバーの「マスクをレイヤーに適用」をクリックします
(「描画対象をグラデーションレイヤーを作成」に設定したのはこれがやりたかっただけです m(_ _)m )
8)
レイヤーパレットのグラデーションレイヤーはマスクが適用されてラスタライズされます
レイヤーパレットのこのレイヤーをドラッグして、素材パレット(マテリアルパレット)のサムネイル一覧にドロップします
素材パレットのサムネイルの一覧にグラデーションのレイヤーが追加されましす
素材パレットに追加されたグラデーションのサムネイルをダブルクリックします
「素材のプロパティ」パレットが表示されます
グラデーションをブラシ先端形状として使用できるようにします
素材名を付けます、「ブラシ先端形状として使用」にチェックを入れます
探しやすいようにタグを付けておくと良いかもしれません
「OK」します
カスタムブラシの作成
9)
虹のブラシを作成します
ツールパレットで「デコレーション」を選びます
サブツールパレットでリボンが可愛かったのでなんとなく「服飾」を選びました
サブツールパレット左上の小さな三本線のアイコンをクリックして
メニューから「カスタムサブツールの作成」を選びます(グラデーションの失敗は繰り返しません)
サブツールに(名前)を付けます
(出力処理)を「直接描画」、(入出力)を「ブラシ」
(アイコンの背景色)にチェックを入れて、(カラー表示部)をクリックして色をなんとなくピンクにしました
「OK」するとサブツールの一番下に追加され、「サブツール詳細」パレットは開きます
カテゴリの「ブラシサイズ」を選んで、(ブラシサイズ)を100にします
10)
カテゴリの「ブラシ先端」を選んで、(先端形状)のタブの「素材」をクリックします
何も表示されていない一覧をクリックして、作ったばかりの虹のグラデーションの「ブラシ先端形状」を見つけてきます
一覧に表示されました
(向き)を「0」に
(この「0」は左から右へ描くときの数値です、右から左へは180にします)
(ブラシ濃度)の数値を「100」に、その右の四角をクリックして(ブラシ濃度環境元設定)が「筆圧」にチェックされているのを確認してください
(ここの筆圧で虹の濃淡を表現してます)
そして
カテゴリの「ストローク」の(リボン)にチェックを入れてサブツール詳細パレットを閉じます
サブツールパレットに「虹のリボンブラシ」が出来上がっています
「カテゴリの「ストローク」の(リボン)にチェック」をいれるとストロークの表示が虹に変わります
まるで心に虹の橋がかかったように感動する瞬間です
使い方と虹の向き
この虹のリボンブラシは左から右へ描くようにできています
右から左へは「ツールプロパティ」パレットの「向き」の数値を(180)にします
おわりに
このリボンブラシと作成する過程で出来た素材を「素材をさがす」に登録しました
読んでも意味がわからないとか作るのがメンドーとかもっと詳しく調べたいという場合はこちらを利用してみてください
(この素材の一部はCLIP STUDIO PAINT DEBUTでは使用できません)
どこにだって虹がかけられます
おしまい
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