3.線画
[1]線画に使用するペン設定
前回「2.ラフ」でのペン設定と同様の手順で、[Gペン]の数値を変更して線画に使うペンを設定します。
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/1542
<つけペン>
ブラシサイズ:1.06mm
不透明度:85
ブラシ濃度:70
手ブレ補正:20
ラフのペンとは異なりこちらはデフォルトのGペンの設定に近いです。
[2]キャラクターのペン入れ
[1]で作成したペンを使い、ラフ画を元にキャラクターのペン入れをします。衣装のボリューム等のバランスを見ながら、ラフに無い部分も描き足していきます。
キャラクターが斜めになっている構図なので、キャンバス画面の表示角度を回しながら作業しました。
キャラクターのペン入れは完了です。
[3]花のペン入れ
[素材]パレット→[画像素材]から花の画像を画面に配置します。使用したのは[七弁花(白)]と[ポピー3]です。[素材]パレットから素材を選択して、キャンバスへドラッグ&ドロップします。
ここでも全体のバランスを見ながら、素材の位置やサイズを調整します。
【POINT:素材の調整方法】
素材はキャンバスに配置した後に、画像素材のレイヤーを選択し[オブジェクト]ツールで変形することができます。
・画面上での操作
上の部分の[コントロールポイント]をドラッグすると素材が回転し、四隅の[ハンドル]をドラッグすると拡大・縮小できます。
・[ツールプロパティ]パレット
詳細を、数値で設定することができます。
・タイリング
[タイリング]にチェックを入れると画面上にタイルのように並んで表示されます。
素材を元にして、別のレイヤーに花のペン入れをしていきます。
完全にトレースするのではなく、素材は細部を省略した「アタリ」として見て、自分の絵のタッチに寄せて仕上げます。
線画が出来上がりました。
コメント