ファンタジーキャラクターの作り方(獣人)

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あまちゅう

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人間と動物を組み合わせてデザインするファンタジーキャラクターの作り方を紹介します。(7/20 加筆修正)

使用するペン

CLIP STUDIO PAINTに最初から入っているペンを使用します。左から、ペンの「丸ペン」、水彩の「透明水彩」、鉛筆の「リアル鉛筆」、エアブラシの「柔らか」になります。

人間と動物を組み合わせる

今回は人間と狼を組み合わせて獣人をデザインします。

ベースとなる人間の身体に合わせて、狼の各パーツを当てはめます。今回は狼の要素を、頭と腕、足、腰に入れようと思います。

ラフ画

上記の組み合わせを意識してラフ画を描きます。

 

今回はファンタジーの世界観が増すよう、通常の狼よりも耳を長くし、マズルは短く描き完全な狼にならないように描きました。代わりに首回りのモフモフに狼らしさを込めました。

あわせて服装もデザインします。

配色

先ほどのラフ画に色を当てます。

 

線画に入る前に大まかに配色をすることで全体の雰囲気を確認出来ます。色を塗ることで、モノクロでは気がつきにくい可笑しな部分に気がつけたり、バランスを整えることが出来るのでオススメです。

 

例えば、今回のイラストでは配色をすることで「腰布がもっと長い方がかっこよく見えそうだ」と気がつきました。

線画と着色

〔左〕ラフ画から少しデザインを変え線画を完成させました。

〔右〕着色したものになります。

狼以外に他の動物の模様をデザインに取り入れました。尻尾にヒョウ、腕と足に虎の模様を描いています。

 

模様だけじゃなく、動物ごとに違う体格や毛色など取り入れて組み合わせると、もっと沢山のファンタジーキャラクターが作れそうですね。

塗り込み

最初の方で紹介した”使用するペン”で塗り込みます。

ペンによって”向いている使い方”があるので上手く使い分けると作業がはかどります。

 

〔上段〕左から、丸ペン(主線、ベタ)、透明水彩(馴染ませ)、リアル鉛筆(質感)、エアブラシ柔らか(グラデーション)

〔下段〕上記のペンでオーバーレイレイヤーにて色を塗ったものです。

手順としては、丸ペンでおおまかに影を塗った後に、透明水彩で馴染ませて、部分的にエアブラシをかける作業の繰り返しになります。

 

 

サンプルにGIFを用意したのでご覧ください。

 

コチラは丸ペンで塗った後に透明水彩で馴染ませる行程になります。

 

コチラはオーバーレイレイヤーをエアブラシで塗ったものになります。

オーバーレイレイヤーを使うと、華やかさや深みがますのでオススメです。

 

 

そしてコチラが実際にキャラクターを塗ったものになります。

さらに塗り進めたのがコチラになります。

首の濃い灰色の部分が丸ペンで影を描いたもので、透明水彩で毛並みを意識して塗りを馴染ませています。今回薄いオレンジ色はエアブラシで描き込んだものになります。

完成

〔左〕完成手前の段階

〔右〕加筆して完成したもの

乗算レイヤーでキャラクター全体を少し暗く塗り、オーバーレイレイヤーをかけて暖かい雰囲気に仕上げて完成です。

人間と動物を組み合わせると、簡単にファンタジーキャラクターが作れますので、是非皆さんも挑戦してみてください。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

創作活動の参考になれたら幸いです。

その他

ツイッターのアカウント作りました。(3/31)

@_amachu15

 

コチラは公開中の自作ペンです。

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신착

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