のみアニメ
のみが跳ねて飛んでいくだけのアニメです
のみですらないのかもしれませんね
レイヤーマスクを使った簡単なアニメーションです
アニメーションの説明は大変なのですが
作業はとてもシンプルなものです
それよりもレイヤーマスクが制御できるというのが面白いです
新規アニメーション
1)
新規アニメーションで
幅800px 高さ600px 余白(上下)60 (左右)80
タイムラインのフレームレートは8 再生時間は3秒+0コマ
演出フレーム、作画サイズのチェックしません
「OK」します
背景
2)
レイヤーパレットのアニメーションフォルダーを削除します
新規ラスターレイヤーを追加します
のみの走る地面を描きます
ラスターレイヤーを追加して草を生やします、もう一枚追加して石ころを描きます
キャンバスに余白を作ったのは背景が描きやすいからという理由です
この3枚のレイヤーをフォルダーに入れて、フォルダーの名前を「背景」にします
フォルダーを閉じます(ロックしてもかまいません)
のみのレイヤー
3)
フォルダーの上に3枚の新規ラスターレイヤーを追加します
それぞれのレイヤーの名前を
「のみレッド」「のみブルー」「のみブラック」にします
それぞれのレイヤーにそれぞれの色で横に線を引きます
この線の上をのみが跳ねる予定です(ずれても問題はありません)
レイヤーの順は
レッドを中央にして手前をブラック、奥をブルーにしました
4)
レイヤーパレットで、どののみのレイヤーでも良いので選びます
線滝範囲ツールのサブツールの「選択ペン」を選びます
ツールプロパティパレットで
ブラシサイズを「30」 アンチエイリアスを「中」にします
キャンバスの右端に縦に1本線を引きます
レイヤーパレットのコマンドアイコンの「レイヤーマスクを作成」を押します
このレイヤーマスクをwindowsなら(altキー)をmacなら(optionキー)を押しながら
他二つのレイヤーにドラッグします
レイヤーマスクがコピーされます
タイムラインの操作
5)
のみの走りぬてていくタイミングを考えます
レッドはのんびりとマイペースに
ブルーは着実にレッドを追い越して
ブラックはスパートをかけるが追いつけず
という流れを考えながら
タイムラインでのみを表示する時間を決めます
レッドは初めから走っていて、最後までブラックには抜かれません
ブルーはレッドのすぐ後を走っていますが、やがて追い抜きます
ブラックは余裕で遅れて登場しますが、結局レッドに追いつけませんでした
というのを、タイムラインのレイヤーの表示の幅で調整します
6)
サブツールのオブジェクトツールを選びます
タイムラインで
「のみレッド」のレイヤーを選択して「レイヤーのキーフレームの有効化」のアイコンをクリックします
「キーフレーム補間」の「等速」を選びます
のみレッドのレイヤーの名前の左側の(+)をクリックします
開いて「マスク」をクリックします
(レイヤーパレットを確認してください、レイヤーマスクが選択状態になっていると思います)
のみレッドのレイヤーの「マスク」の表示の先頭のフレームをクリックします
(shift)キーを押しながらカーソルキーの右を押してレイヤーの赤いラインが見えているのを
書き出しフレームの右へ配置します
(キャンバスでshiftキーを押しながらカーソルをドラッグしても構いません)
のみレッドのレイヤーの「マスク」の表示の最後のフレームをクリックします
(shift)キーを押しながらカーソルキーの左を押してレイヤーの赤いラインが見えているのを
書き出しフレームの左へ配置します
これを「ブルー」と「ブラック」のレイヤーで「レイヤーのキーフレームを有効化」をして
同じように上にマスクの位置を決めていきます
これはまだのみではありませんよ
のみの軌道を描く
7)
レイヤーパレットで
それぞれのレイヤーの上にラスターレイヤーを1枚ずつ追加します
タイムラインで
のみレッドの上のレイヤーにノミレッドがジャンプする位置(間隔)を決めて
キャンバスに
のみレッドのジャンプの軌道を描いていきます
「ブルー」と「ブラック」にも、それぞれの特徴を考えながら軌道を描きます
レイヤーパレットでの操作
8)
「タイムラインの有効化」を一度無効にします
アニメーションメニューの「タイムライン」の「タイムラインの有効化」を選んでチェックを外します
レイヤーパレットで
のみレッドのサムネイルをクリックして、編集メニューの「消去」を選びます
横の線が消えます
上ののみレッドがジャンプしている軌道のレイヤーを選びます
レイヤーパレットのコマンドアイコンの「下のレイヤーに転写」を押します
転写元のレイヤーは削除して構いません
(「下のレイヤーに転写」ではなく「下のレイヤーに結合」を選んでしまうと、レイヤーのキーフレームが消えてしまいます。 注意が必要です!)
この作業を「ブルー」と「ブラック」のレイヤーでも行います
滅多に行わない作業だと思うので慎重に、間違わないように
のみが駆け出します
9)
アニメーションメニューの「タイムライン」の「タイムラインの有効化」を選びます
タイムラインで「再生」します
おしまい
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