加工フィルターを使ったイラスト制作

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iroha_

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皆さん、こんにちは。

このチュートリアルでは、Clip Studio Paintのイラスト調フィルター機能を使って写真をイラスト風に加工する方法を紹介します。

 

1.写真を用意する

お気に入りの一枚を用意しましょう。

イラスト調フィルター機能を使うにあたって写真は、

・陰影がはっきりしている。

・対象の色彩が鮮やか。

等が向いていると思います。

 

今回は自身で撮影した花の写真を紹介させていただきます。

キャンバス: 1200pixel×1000 pixel

解像度 : 72 pixel/inch

モード : RGB カラー

2.画像を複製する

写真レイヤーを右クリック→【レイヤーを複製(D)】を使い3枚に複製します。

一番下のレイヤーは仕上がりとの比較用なので加工には使用しません。(非表示奨励)

二番目と三番目を使い仕上げます。

3.イラスト調フィルター機能を使う

二番目のレイヤーを選択。(他は非表示にしておいてください。)

メニューバーの[フィルター(I)]をクリックし、[効果(E)]から[イラスト調(I)]を選択します。

メニューバーが表示されます。

イラスト調フィルターでは、

「色と線」

「線のみ」

「色のみ」

に分けての3つの加工が可能です。

例)「色と線」

例)「線のみ」

例)「色のみ」

まずは「色のみ」で加工してみましょう。

色の調整はメニューバーの下の3つのバーの数値から調整できます。

「色のなめらかさ」と「色の階調数」の数値を大幅に上げてみました。

特に葉っぱのあたりがマーカーで描いた様な塗りになりました。

調整が完了しましたらOKをクリックします。

次に三番目のレイヤーを選択し、同様にイラスト調フィルターを選択、今度は「線のみ」を使って加工してみましょう。

 

線の調整は上の5つのバーで調整が可能です。

線画部分は光や影に使用するため線の不透明度と密度を少し上げました。

調整が完了したらOKをクリックします。

二枚のレイヤーを重ねるとこのようになります。

新規レイヤーを追加し、三番目のレイヤー(線のみの加工を施したレイヤー)にクリッピングします。

花の部分の線の色が濃すぎると感じるので花の色に近い色に変更します。

エアブラシでクリッピングしたレイヤーに色をのせてきます。

かなりイラスト調になりました。

後はブラシ等で光や影を足して完成です。

最後までご覧いただき ありがとうございました。

このチュートリアルが皆さんのお役に立つことを願っています。

 

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