読めない文字の作り方

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ナナツ247

ナナツ247

何か文字が書いてある…けど読めない。

という作画が必要なときにどうぞ。

 

ぼかし機能と、色調を補正する機能があるソフトならできます。

文字や文章を用意

①文字を入力します。真っ黒がオススメ。

最終的に読めなくなるので、内容はなんでもOK。

なんとなくそれっぽい行間や文字量ならよさそうです。

(新聞、雑誌、手紙など、用途にレイアウトを似せると

 仕上がりがそれっぽくなりますよ)

 

②白い背景つき(重要)で、

★フォトショなら → スマートオブジェクト化

★クリスタなどなら → ラスタライズ化

をします。

※スマートオブジェクトは便利だぞぉ。

ぼかす

③ぼかします。

大きさやフォントによるので、どのくらいぼかしたら丁度良いかは

探りながらがんばってください。

 

フォトショでスマートオブジェクトにしてある場合は、④の

あとにもぼかしを変更できて調整しやすいです。

(クリスタ派は根性でがんばって!)

(セルシスに「ファイルオブジェクトにフィルタかけられるように

 実装してくれ」ってお手紙書くといいよ)

 

補正で文字を読めなくする

④レベル補正で文字を読めなくします。

ラスタライズしてる場合は、

レイヤー>新規調整レイヤー>レベル補正

でやるのがオススメ。

▲マークを左右に動かして、2つの▲の距離を近づけます。

狭いほどくっきり。広いほどぼんやりします。

 

▲を右の方に集めると文字がつぶれ気味に↓

▲を左の方に集めると文字が飛び気味に↓

TIPS

★モノクロマンガで使う時は、レベル補正より二階調化がらくちんです

(二階調化はエッジがギザギザするけど印刷するとくっきりするよ)

 

★このサンプルのように、小さい文字と大きい文字が混在してる場合は、

小さい文字と大きい文字を別々に処理すると、

程々の読めない度に調整しやすい…かもしれない

 

★イメージ>色調補正>レベル補正、でもいいし、

レイヤー>新規調整レイヤー>レベル補正、でもどちらでも。

ラスタライズしてるなら後者がオススメ。

スマートオブジェクトならどちらでもお好みで。

※ただし調整レイヤーは、下層のレイヤー全部に影響するので、

 ぼかしたレイヤー(スマートオブジェクト)に

 クリッピングマスクで乗せるか、

 調整したいところを選択範囲で囲ってから調整レイヤーを作ると

 ハッピー!

白い背景邪魔なんじゃァァ! という人のためのワンポイント。

クリスタの民は、レイヤープロパティで表現色グレーにして

黒だけONにする。これだけ。ワンクリック。クリスタさいこー!

フォトショの民は、

 

①さっき作った(ぼかして補正までした)白背景つきの画像を

 ラスタライズしてコピーする

(調整レイヤーが別になってるとうまくコピーできないから

 レイヤー結合=ラスタライズしてね)

 

②選択範囲>クイックマスクモードで編集

 

③ペーストして「クイックマスクモードで編集」を終了(解除)する

 

④選択範囲ができてるので、選択範囲を反転

 

⑤新しいレイヤーに好きな色で塗りつぶし

 

頻繁にやるならアクション化しておくと便利です。

…っていうのが面倒だな!

という人のために、ブラシで線を引くだけで、

読めそうで読めない文字がばーーーーっと描ける

クリスタブラシを用意しました!

 

書類や貼り紙なら、「文字っぽいものが書かれた文書画像集」

を配布していますので、使えそうでしたらぜひどうぞ~

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