読めない文字の作り方
何か文字が書いてある…けど読めない。
という作画が必要なときにどうぞ。
ぼかし機能と、色調を補正する機能があるソフトならできます。
文字や文章を用意
①文字を入力します。真っ黒がオススメ。
最終的に読めなくなるので、内容はなんでもOK。
なんとなくそれっぽい行間や文字量ならよさそうです。
(新聞、雑誌、手紙など、用途にレイアウトを似せると
仕上がりがそれっぽくなりますよ)
②白い背景つき(重要)で、
★フォトショなら → スマートオブジェクト化
★クリスタなどなら → ラスタライズ化
をします。
※スマートオブジェクトは便利だぞぉ。
ぼかす
③ぼかします。
大きさやフォントによるので、どのくらいぼかしたら丁度良いかは
探りながらがんばってください。
フォトショでスマートオブジェクトにしてある場合は、④の
あとにもぼかしを変更できて調整しやすいです。
(クリスタ派は根性でがんばって!)
(セルシスに「ファイルオブジェクトにフィルタかけられるように
実装してくれ」ってお手紙書くといいよ)
補正で文字を読めなくする
④レベル補正で文字を読めなくします。
ラスタライズしてる場合は、
レイヤー>新規調整レイヤー>レベル補正
でやるのがオススメ。
▲マークを左右に動かして、2つの▲の距離を近づけます。
狭いほどくっきり。広いほどぼんやりします。
▲を右の方に集めると文字がつぶれ気味に↓
▲を左の方に集めると文字が飛び気味に↓
TIPS
★モノクロマンガで使う時は、レベル補正より二階調化がらくちんです
(二階調化はエッジがギザギザするけど印刷するとくっきりするよ)
★このサンプルのように、小さい文字と大きい文字が混在してる場合は、
小さい文字と大きい文字を別々に処理すると、
程々の読めない度に調整しやすい…かもしれない
★イメージ>色調補正>レベル補正、でもいいし、
レイヤー>新規調整レイヤー>レベル補正、でもどちらでも。
ラスタライズしてるなら後者がオススメ。
スマートオブジェクトならどちらでもお好みで。
※ただし調整レイヤーは、下層のレイヤー全部に影響するので、
ぼかしたレイヤー(スマートオブジェクト)に
クリッピングマスクで乗せるか、
調整したいところを選択範囲で囲ってから調整レイヤーを作ると
ハッピー!
白い背景邪魔なんじゃァァ! という人のためのワンポイント。
クリスタの民は、レイヤープロパティで表現色グレーにして
黒だけONにする。これだけ。ワンクリック。クリスタさいこー!
フォトショの民は、
①さっき作った(ぼかして補正までした)白背景つきの画像を
ラスタライズしてコピーする
(調整レイヤーが別になってるとうまくコピーできないから
レイヤー結合=ラスタライズしてね)
②選択範囲>クイックマスクモードで編集
③ペーストして「クイックマスクモードで編集」を終了(解除)する
④選択範囲ができてるので、選択範囲を反転
⑤新しいレイヤーに好きな色で塗りつぶし
頻繁にやるならアクション化しておくと便利です。
…っていうのが面倒だな!
という人のために、ブラシで線を引くだけで、
読めそうで読めない文字がばーーーーっと描ける
クリスタブラシを用意しました!
書類や貼り紙なら、「文字っぽいものが書かれた文書画像集」
を配布していますので、使えそうでしたらぜひどうぞ~
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