VRoidのVRMファイル読み込み後、軽くする方法(書いた時はVer3.0.0)
CLIP STUDIO PAINT3.0.0を買ったけど、CLIP STUDIO PAINTでVRoidからエクスポートしたVRMファイルの素敵なキャラクターを読み込んだら激重で気分が撃沈した人も多いと思います。
しかし、とても軽くすることは可能なのです。
いつかCLIP STUDIO PAINTのアップデートやバージョンアップで何もしなくてもVRMが軽くなるまでの、言ってみれば暫定的な方法の紹介です。
[1]VRMを読み込むと何故重いのか
CLIP STUDIO PAINTは記事を書いているVer3.0.0段階ではまだ3Dのテクスチャに透明が混じると処理が重くなってしまう傾向にある様です。
そのオブジェクト数などが増えたりすると更に重くなります。
詳しい事は分かりません。
おそらくVRoidに透明テクスチャがふんだんに使われているのではないかと予想しました。
[2]VRoidでのVRMエクスポート設定
好きなようにアバターを組み立ててVRMをエクスポートします。
いろいろ検証したわけでは無いのですが、とりあえず以下の設定で試してみました。
・ポリゴンの削減 ☑透明メッシュを削除する にチェックします。
・マテリアルの削減 マテリアル数を2にしました。
他は調整していません。
VRMバージョンは今回は1.0で試しています。
0.0でもいいです。
[3]CLIP STUDIO PAINTの環境設定
・「ファイル」メニュー>「環境設定」>「3D」を開きます。
・「描画設定」>「半透明とみなされるテクスチャの不透明度」を「0」にします。
・「OK」押して、CLIP STUDIO PAINTを再起動します。
どうでしょうか、この設定で軽くなると幸いです。
[4]半透明とみなされるテクスチャの不透明度
「半透明とみなされるテクスチャの不透明度」については以下のFAQがあります。
https://support.clip-studio.com/ja-jp/faq/articles/20220044
「デフォルトの値である90のままにしておくことを推奨します。」と書かれています。
FAQにも書いてありますが、「奥の物が透けなくなったりして描画が乱れる可能性もあります。」とあります。
VRMではなく他の内容の3Dではテクスチャに異常が出る可能性も考えられるので、その様になりましたらデフォルト値の「90」に戻してください。
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