タブレットペンを浮かした状態でスポイトする設定
タブレットペンをタブレットから「浮かした状態」でサイドボタンを押してスポイトを使いたい人向けの解説です。
Wacomのタブレットを例に簡単に解説したいと思います。
備忘録として書いています。
かなり旧型のWacomタブレットの設定を見て書いているので、最近のタブレットと違っていたらごめんなさい。
[1]ワコム タブレットのプロパティの設定
・「ワコム タブレットのプロパティ」を開きます。
・「入力デバイス」の欄から使用しているタブレットペンを選びます。
・「アプリケーション」の欄に「CLIP Studio Paint」の項目を個別に作っている人はそれを選びます。
・ペン/テールスイッチ/マッピングなどの設定タブがあるので、「ペン」を選びます。
・ペンのサイドスイッチの設定がありますので、例として描く側のサイドスイッチにスポイトを割り当てたいと思います。
・描く側のサイドスイッチのプルダウンメニューを選んで「クリック」>「中ボタンクリック」を選びます。
「中ボタンクリック」を使う予定のある人は「右ボタンクリック」でも構いません。
今回は「中ボタンクリック」で説明します。
・次にその下の「オプション」を選びます。
・「サイドスイッチエキスパートモード」>「浮かした状態でのクリック」を選びます。
これで「ワコム タブレットのプロパティ」の設定は終了です。
[2]CLIP STUDIO PAINT側の設定
・CLIP STUDIO PAINTを起動します。
・上部「ファイル」メニュー>「修飾キー設定」を開きます。
・「共通の設定」と「ツールの処理別の設定」があります。
必要な方を選んでください。
・各修飾キーの設定項目の下側へスライダーを使い表示移動をすると「中クリック」の項目があります。
「中クリック」>「ツールを一時変更」>「設定」を選びます。
・「スポイト」>「スポイト」>「表示色を取得」又は「レイヤーから色を取得」があると思います。必要な方を選びます。
・選んだら「OK」を選びます。
キャンバス上で動作を確認してみてください。
問題無く設定がされていれば、タブレットからタブレットペンを浮かした状態で、設定したタブレットペンのサイドスイッチを押す間はスポイトに変わり、色をスポイト出来ていると思います。
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