簡単・割れガラス背景メイキング
「キャラやっと描き終わった~!!次は背景描かなくちゃ!!
――でもキャラに全力を注いでしまって、背景を描く気力もう残ってないよ…。」
…というイラストレーターさんにおススメなのが
『割れガラス背景』!!
「割れガラスとか作画カロリー高すぎじゃん!!今から描いたら何時間かかると思ってんの!?」
という方へ、3D素材の割れガラスを使えば短時間でそれっぽい背景を作れます!
使用する3D素材
使用する素材は私が制作した”破壊シリーズ”第7弾
【3D割れガラスエフェクト】
割れ具合は30段階、レイアウトプリセットで選択できます。D0(非破壊)→D30(散乱)
ガラスの破片はそれぞれ独立しており、自分の好みの配置に微調整できます
マテリアルプリセットで不透明⇔透明の切り替えができます
各段階のガラスを画像で出力しつなげると、上のGIFのように割れガラスアニメーションを作ることができます
この素材を使うことで、それっぽい割れガラス背景を短時間で作れます。
作例1 ガラスが放射状に飛び出る背景
パースをかけることで、放射状にガラスが飛び出てくるような背景を作る方法です。
<設定>
レイアウトプリセットD5に切り替え
→パースを強めにかける(マウスホイールを回転)
→レイヤーモードを発光系に、色調補正レイヤーを追加し色相を紫寄りに変更
作例2 リアル寄り割れガラス背景
割れガラスを透明に変更し、色調を調整してよりリアルな割れガラスにする方法です。
レイアウトプリセットの任意の割れ具合を選択
→マテリアルプリセットで”clear”に変更(PC・タブレットのスペックによっては重くなるので、ラスタライズ推奨)
→乗算または焼き込み系レイヤー、および発光系レイヤーをクリッピングしガラス感になるよう明暗差をつける
作例3 割れる地面
地中から強敵が出てきたときのエフェクトを作る方法です。
<設定>
レイアウトプリセットD4に切り替え
→レイヤーモードを減算に変更
→キャラの姿が見えるよう、ガラスを個別選択し任意の場所に移動
作例4 漫画で使える衝撃!効果
漫画の演出でよくみる、登場人物が衝撃を受けた時に使われる効果を作る方法です
<設定>
レイアウトプリセットD4に切り替え
→白色のレイヤーでクリッピング
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