ゆるゆるアニメーション

3,411

手札x

手札x

はじめに

ここでは、「ゆるいアニメ」を作る解説ではなく、アニメを「ゆるく作る」解説をしようと思います。

「たくさん描くのは大変」「ファンクションカーブ難しい」というかた向けです。

専門的なプロのアニメーター仕様の話ではないです。

ループアニメーションを作る

同じ映像を繰り返し再生する「ループアニメーション」の作成についてです。

最初と最後が違和感なくつながるようにします。

 

まず、この解説ではファイルをこのような設定で作成します。

このTIPSの下部にファイル作成用オートアクションとサンプルアニメーションの当方素材へのリンクを用意するのであわせてどうぞ

このように作成されました。

動かすイラストを用意します。ここではこの3枚でアニメーションを作ります。

ここで重要になってくるのが「アニメーション」カテゴリ「アニメーション用新規レイヤー」の「2Dカメラフォルダー」です。

2つ作成し、それぞれにストライプ模様のレイヤーとボールのレイヤーをドラッグアンドドロップで格納します。

動きをつける(背景)

「ウィンドウ」カテゴリ「タイムライン」を表示させます。

 

いったん「カメラ1」の先頭のマス(今回この呼称を使用します。)を選択します。そしてオブジェクトツールを選択します。

その状態にするとキャンバス上では、明るい青色の画角を表す「フレーム」が編集できるようになっているはずです。

フレームを少し右に移動させます。ここで「タイムライン」を確認するとダイヤ型のマークが表示されているはずです。

 

これは「キーフレーム」のマークで、オード色が「一定値補間」、緑色が「等速補間」、青色が「滑らか補間」です。今回は緑色しか使用しません。

今度は「カメラ1」の最後のマスを選択しておき、フレームを左に移動させます。このとき、ループしてもつながりに違和感が出ない配置にします。

最後のマスにもマークが表示されました。

動きの確認

「アニメーション」カテゴリ「再生/停止」をクリックすると「アニメーション」カテゴリ「再生設定」で設定された条件で再生されます。

「タイムライン」パレットの右向きの三角マークでも再生できます。

動きをつける(回転)

次はボールを回転させます。先ほどと同じように、今度は「カメラ2」の先頭のマスを選択しておきます。

回転の中心の「十字マーク」をボールの中心に移動させます。

次に「カメラ2」の最後のマスを選択しておき、「ツールプロパティ」の回転角の数値をクリックして、360ではなく350と入力します。(360だとつながりに違和感が出ました。)

出力

「ファイル」カテゴリ「アニメーション書き出し」でアニメーションGIFなどが書き出しできます。アニメーションGIFの無限ループなどはここで設定できます。

おわりに

ながながとおつきあいくださってありがとうございました。

たくさん描くよりは大変じゃない…はずです。

これがどなたかのなにかの「とっかかり」になれば幸いです。

※いつも「いいね」をありがとうございます!※

いつも「いいね」をありがとうございます!!

感謝いたします!

このTIPSに関する素材

Comment

New

New Official Articles