1.ラフ
・作者プロフィール:kona
イラストレーター、漫画家。可愛さの中に毒がある少年少女を描くのが好き。 ファミ通文庫「B.A.D.」シリーズの挿絵や「まんがタイムきららカリノ」で「こいこいドロップ」を連載中。 他に雑誌のイラスト、漫画を手がけている。
[1]設定と準備
よく使いそうな機能を[ファイル]メニュー→[コマンドバー設定]でコマンドバーに追加します。
私の場合は[パース定規の作成]、[下のレイヤーでクリッピング]、[ルーラー]の3つを設定しました。
[2]ラフ
何を描こうか考えている段階なのでめちゃくちゃですが、修正を繰り返しながら構図がだいたい決まりました。
テーマはトルコランプのお店の跡取り息子と父親です。
跡取り息子が変な服装をしていて困ってる父親、というイメージです。
トルコのエキゾチックな雰囲気が出せたらいいなと思って描きました。
服装は民族衣装の本を参考にしつつ、こうだったらいいなーという形を盛り込んで、ファンタジックにしました。
[3]パース定規の作成
背景が室内なので、パース定規を使います。
[レイヤー]メニュー→[定規]→[パース定規の作成]を選択すると、[パース定規の作成]ダイアログが表示されます。
[パース定規の作成]ダイアログで、1点~3点透視から[タイプ]を選択し、[OK]ボタンをクリックすると、パース定規が作成されます。
※[レイヤーを新規作成]にチェックが入っている場合は、パース定規が新規ラスターレイヤーに作成されます。チェックが入っていない場合は、選択したレイヤーにパース定規が作成されます。
パース定規の操作は、[オブジェクト]ツールで行います。パース定規を作成すると自動で[オブジェクト]ツールが選択されます。
[オブジェクト]ツールでパース定規の線をクリックすると、パース定規にガイドハンドルなどが表示され、操作できるようになります。
3点透視のパース定規を作成し、キャラクターの膝のあたりをアイレベルに設定して、ラフに定規を合わせていきます。
【POINT】
パース定規を下絵にあわせる方法について、以下の講座で詳しく解説しています。
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