アニメ塗り風イラストの影の付け方【動画】

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アニメ塗り(パッキリした影が付いている塗り)風のイラストの影の付け方を説明していきます。
(瞳部分は塗りが異なるため今回は説明しません。動画版は着色過程が観れるので気になる方はこちらへ)
動画を日本語以外の解説で観たい方は字幕をON→自動翻訳で観てください。
動画概要欄にチャプター有りなのでクリックすれば観たい所に飛べます。

はじめに カゲについて

カゲは物体の立体感を出すカゲ(陰)と物体が地面などに落ちたカゲ(影)の2種類があります。
厚塗りなどの場合落ち影を濃いめにすることが多いのですがアニメ塗りの場合は2種類とも同じ色で塗ります。

影の付け方の単純な考えは「光が存在している方向の逆側につく」ということです。
左に光があれば右につき、上に光があれば下につくという感じです。
これだけ覚えておけばとりあえず良いと思います。(物体の形によって細かい部分は変化しますが大まかな考えはこれです。)

1.肌を塗る

肌を塗っていきます。
はっきりした塗りなので丸ペンと塗りつぶしツールで塗っていきます。
まずは光源設定です。
イラストにもよりますがこういったポップな印象のイラストは
キャラが向いている方向に光があると考えると塗りやすいと思います。
このイラストはこちら側から見て右を向いているので
右〜右上側から光がきていると考えて塗っていきます。
前髪の落ち影、頭部の落ち影、服の落ち影などを塗ります。
手の影は少しだけ塗ります。
ピンク系で塗ると可愛らしくなる気がします。

ここの手首部分の影、右側光源と考えると間違っているのですが
「手の平の向いている方向が左」、「影の範囲が狭い」ため
左側光源と考えて右側に影をつけました。
リアルに見せるイラストではない場合パーツによって光源の位置を変えてみるという方法もあります。

頬や指先、肘にエアブラシでグラデをかけ、頬の照れ線を入れ、鼻にハイライトをのせれば肌の塗りは終了です。

2.服を塗る

まずシャツを塗ります。
頭部の落ち影の大きな影(赤い丸)、シャツのシワの小さな影(青い丸)を塗ります。
小さな影は線画に沿って三角状に入れたり、線画の先にしずくをつけるイメージで入れたりします。

靴下は奥側になる方は全て塗りつぶしてしまいましょう。メリハリがつきます。
膝の折り曲がった部分にしずく型の影も入れておきます。
他のパーツも同様「大きな影」と「小さな影」を組み合わせて塗っていきます。

服が塗れました。
スカートやリボンのハイライトは三角形を意識して塗ります。

3.髪を塗る

最後は髪です。
こちらも基本は服と同様に塗っていくのですが小さく繊細な影を多めにします。
影の形は細い三角を意識します。
影が尖っている部分の方向を毛先とつむじにしっかり合わせると綺麗になります。
上に向かって細くなる影と下に向かって細くなる影を組み合わせる見栄えがいいと思います。
後ろ頭の部分のみ大きめの影をつけてメリハリを出します。
前髪のつむじ付近にしずく型の影を入れると立体感が出て良いと思います。

ハイライトを入れ、前髪にグラデをかけ髪の完成です。

4.完成

背景はこちらの素材を利用させていただきました。↓

過程↓

これで今回の講座は終了です!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
動画版ではラフ線画工程も少し観れるのでよかったら覗いてみてください。

↓pixiv↓

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