好みの描き味に調整

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ClipStudioOfficial

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本記事は、タブレット版に準拠して解説しています。

PC版をご利用の方はスタジオモードの解説を参照してください。

スマートフォン版ではメニューコマンドの配置などが異なります。

CLIP STUDIO PAINTで思い通りの線を描くために、筆圧やブラシの設定を調整してみましょう。

 

初期状態のままでも問題ありませんが、調整することでより自分に合った設定を見つけることができます。筆圧やタッチの好みは人によって異なるため、納得がいくまで何度か調整してみるとよいでしょう。

 

Note:筆圧を調整する前にアプリ設定のバックアップを取っておきましょう。

アプリ設定のバックアップについて詳しくは、こちらの講座で紹介しています。

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/887

 

筆圧を調整する

 

いつもより力を入れないと線が描きづらいと思ったり、力を入れていないのに線が描けてしまうなど、線のコントロールがしづらいと思ったら筆圧の設定を見直してみましょう。

 

スタジオモード

筆圧は、CLIP STUDIO PAINT全体での調整と、個々のペン・ブラシでそれぞれ設定できます。

 

 

アプリ全体の筆圧設定

スタジオモードの[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[筆圧検知レベルの調節]を選択し、表示されるダイアログの指示にしたがって調整します。

 

ペン・ブラシで個別に設定

スタジオモードの各サブツールを選択した状態で、[ツールプロパティ]パレットにある[ブラシサイズ影響元設定]の筆圧グラフを調整します。

 

さらに詳しい設定方法はこちらの講座で紹介しています。

 

シンプルモード

シンプルモードでアプリ全体の筆圧を調整する場合は、スタジオモードに切り替えて、スタジオモードで設定します。スタジオモードの[環境設定]で設定したアプリ全体の筆圧設定は、シンプルモードにも反映されます。

ペン・ブラシの個別の筆圧調整は、シンプルモードでは反映や設定はできません。

 

手ブレ補正でなめらかな線を描く

ペンで線を描くときに、タブレットとペンの摩擦が弱かったり、緊張していると細かい手のぶれが線に反映されてしまうことがあります。そんなときは、手ブレ補正の値を調整してみましょう。特に長いストロークを描くときは、手ブレ補正の値を上げると、なめらかな線が描きやすくなります。

 

スタジオモード

調整したいサブツールを選択している状態で、[ツールプロパティ]パレットか、または[サブツール詳細]パレットで調整します。

 

[手ブレ補正]の各項目について詳しくはこちらの記事で紹介しています。

Note:用途に合わせて調整する

手ブレ補正の値を上げるとなめらかな線を描きやすくなりますが、反対に細かいニュアンスを表現しづらくなります。

長いストロークの線やポップなイラストを描く場合には値を上げて、アナログ風の表現をする場合は値を下げるなど、用途に合わせて設定してみるとよいでしょう。

 

シンプルモード

ペンやブラシを選択してから、もう一度右端の矢印部分をタップすると設定が表示されます。スライダーで手ブレ補正の値を調整します。

 

線の入り抜きを設定・解除する

線がだんだん太くなる、細くなるという入り抜きの表現は、筆圧を調整しながら描くことで表現できますが、アプリの設定で補助することもできます。

 

スタジオモード

①設定したいサブツールを選択した状態で、[サブツール詳細]パレットを表示します。

②[入り抜き]カテゴリを表示して、設定する場合は[入り抜きの影響先設定]や[指定方法]を設定します。

 

すでに付いている[入り抜き]の設定を解除する場合は、[入り抜き]を[なし]に設定します。

 

[入り抜き]の設定項目について詳しくはこちらの講座で紹介しています。

 

アプリ全体の入り抜きを解除

指やマウスで描く場合など、筆圧を入力できない状態でも入り抜きのある線やストロークを表現できるように、初期状態でアプリ全体に入り抜きが設定されています。

 

アプリ全体で指で描いたときの線に入り抜きを付けたくない場合は[環境設定]で解除できます。

 

[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[環境設定]→[描画ツール]カテゴリにある、[指やマウスで描画時、線の入り抜き部分の筆圧を低くする]のチェックをオフにしてください。

 

シンプルモード

アプリ全体で指やマウスで描いたときの入り抜きを解除したい場合は、スタジオモードに切り替えて、スタジオモードで設定します。スタジオモードの[環境設定]で設定した入り抜きは、シンプルモードにも反映されます。

ペン・ブラシ個別の入り抜きは、シンプルモードでは設定・解除できません。

指描きのタッチ位置を調整する

指で描く場合、指と線の接する位置をずらすことで線の位置が見やすくなります。タッチ位置を描きやすい位置に調整してみましょう。

 

Note:大きくずらしすぎると、メニューコマンドの選択等にも影響がでるため、少しずつ調整してみてください。

スタジオモード

[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[環境設定]→[タッチ]カテゴリで調整します。

 

シンプルモード

画面右上メニュー→[環境設定とヘルプ]→[タッチ位置調整]を選択します。

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