ペン・ブラシのカスタマイズ
本記事は、タブレット版に準拠して解説しています。
PC版をご利用の方はスタジオモードの解説を参照してください。
スマートフォン版ではメニューコマンドの配置などが異なります。
ブラシをカスタマイズする
初期状態で登録されているペン・ブラシ(描画系サブツール)はそれぞれの名前に合った描き味が設定されていますが、色の混ざり具合やかすれ、テクスチャなどを自分の好みに調整することもできます。
スタジオモード
スタジオモードでのブラシのカスタマイズは、[ツールプロパティパレット]や[サブツール詳細]パレットで行います。
厚塗りや水彩塗りで使用する基本的なブラシの調整については、こちらの記事で紹介しています。
また、[サブツール詳細]パレットの各設定項目について詳しくは、こちらをご覧ください。
シンプルモード
シンプルモードでは、ペンやブラシを選択してから、もう一度右端の矢印部分をタップすると調整できる項目が表示されます。表示される項目はサブツールによって異なります。
以下は、シンプルモードで設定できる代表的な厚塗り・水彩ブラシの設定項目です。
下地混色:オンにすると同じレイヤーに塗られている色を混ぜながら塗れるようになります。
ブラシ濃度:描画されるブラシ自体の濃さを調整します。
水彩境界:オンにすると、ストロークのフチに濃い色の境界がつきます。
散布効果:オンにするとスプレーのように散らばった状態で描画できます。
知覚的でリアルな混色モードを使用する
色の[混色モード]は、[通常]と[知覚的]の2種類があります。
[知覚的]に設定すると、たとえば黄色と青を混ぜたときにリアルな絵の具のような緑に変化したり、色をくすませずに混色できます。
左:従来の混色[通常] / 右:新しい混色[知覚的]
リアルな[混色モード]について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
スタジオモード
サブツールごとに、[サブツール詳細]パレットの[インク]カテゴリで[通常]と[知覚的]を変更できます。また、[知覚的]を選択した場合は、[輝度の補正]で混色結果を明るく補正する度合を設定できます。
シンプルモード
シンプルモードでは、ブラシごとに[混色モード]を変更することはできません。
ブラシにあらかじめ設定されている[混色モード]で描画できます。
Photoshop ブラシファイル(拡張子:.abr)を読み込む
スタジオモードでは、拡張子:.abrのブラシファイルを読み込んで使用できます。
読み込んだブラシを格納する場所(ツール・サブツールグループ)を選択し、サブツールパレット左上の[メニュー表示]から、[サブツールの読み込み]を選択します。
.abrブラシファイルの読み込みについて詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
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