人物の作画をサポート
本記事は、タブレット版に準拠して解説しています。
PC版をご利用の方はスタジオモードの解説を参照してください。
スマートフォン版ではメニューコマンドの配置などが異なります。
CLIP STUDIO PAINTには、人物を描くときに難しいポーズやアングルのアタリとして活用できる「3Dデッサン人形」や「3D頭部モデル」が素材として収録されています。
3Dデッサン人形は、[素材]パレットの[3D]に格納されています。好みの体型や頭身に調整したり、ポーズを変更してキャラクターを作画するときの参考にできます。
3D頭部モデルは、[素材]パレットに収録されている頭部モデルをベースに、9種類の特徴をブレンドしたり、目や鼻などのパーツの位置を調整できます。
※3D頭部モデルは、スタジオモードで使用できます。
3Dデッサン人形の体型とポーズを調整する
スタジオモード
[素材]パレットの[3D]→[体型]にある体型素材をキャンバスに直接ドラッグ&ドロップするか、または[レイヤー]メニュー→[新規レイヤー]→[3Dデッサン人形]を選択して使用します。
体型の変更は、[ツールプロパティ]パレットで行います。[体型変更]の項目を開いて調整項目を表示します。
体型調整について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
ポーズは、デッサン人形の手や脚などのパーツを直接ドラッグして動かすか、またはデッサン人形をタップして表示されるマニピュレーターを操作します。
動かし方には少しのコツと慣れが必要です。
ポーズ調整について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
手にポーズを付ける
手は、体と同様にキャンバス上で直接ポーズを調整することもできますが、手に特化した[ハンドスキャナー]や[ハンドセットアップ]機能を使うとより簡単に操作できます。
手のポーズ調整について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
シンプルモード
[素材]パレットの[3D]にある体型素材をダブルタップするとキャンバスに反映できます。表示される画面で、性別や身長・頭身、キャンバス上での大きさや向き、位置、光源などを設定できます。
シンプルモードでは体型とポーズを直接操作できませんが、ASSETSからダウンロードした体型やポーズ素材を適用してバリエーションを増やせます。
[ポーズ素材を適用]や[体型素材を適用]をタップすると、ダウンロードした素材が一覧に表示されて選択できます。
ASSETSの体型素材
ASSETSのポーズ素材
3D頭部モデルの顔を調整
スタジオモード
[素材]パレットの[3D]→[頭部]にある3D頭部素材をキャンバス上に直接ドラッグ&ドロップします。
顔の調整は、[ツールプロパティ]パレットで行います。
[顔のブレンド]では、顔の特徴の数値を変更してブレンドできます。
[顔のパーツ操作]では、目・鼻・口・耳・首・顔の向きなどを調整できます。
ポーズ調整について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
3Dデッサン人形と3D頭部モデルを組み合わせて使う
3Dデッサン人形と3D頭部モデルを親子関係に設定することで、1つのデッサン人形として使用できるようになります。
①[サブツール詳細]パレットの[オブジェクトリスト]で、3D頭部を3Dデッサン人形にドラッグ&ドロップして「子」に設定します。※[ツールプロパティ]パレットでは設定できません。
②[アタッチ先の部位]を[頭]に設定します。
3D素材を組み合わせる方法について詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
シンプルモード
シンプルモードでは3D頭部モデルを使用できないため、スタジオモードに切り替えてご利用ください。
コメント