【初心者向け】イラストファイルからアニメーションを作る方法
はじめに
動かせる絵を作ったけど、そのファイルからアニメーションを作れないの?
作り方を知りたい!
と思った方への解説です。
前提として
左足が前に出てる絵
真ん中の絵
左足が後ろに下がった絵
この様な複数枚の絵がある時の作り方です。
チュートリアルとして使いたい方は上記3枚をDLして使っていただいて大丈夫です。
(無断転載、販売不可)
タイムラインを表示させる
イラストがそれぞれ
レイヤー1(左足が前)
レイヤー2(真ん中の絵)
レイヤー3(左足が後)
とレイヤーに並んでいます。
イラストファイルですとタイムラインが表示されていません。
アニメーションを作るためにはタイムラインが必要です。
タイムラインを開きましょう。
ウィンドウからタイムラインを選択します
下にタイムラインが表示されました。
新規タイムラインを作る
最初はタイムラインに何も表示されていません。
まずはタイムラインのウィンドウに新規タイムラインを開く必要があります。
タイムラインウィンドウの新規タイムラインアイコンをクリックします。
タイムラインの設定を決めるウィンドウを開きます。
フレームレートと再生時間を24と設定し、OKを押します。
フレームレートは、一秒を何分割するかの設定です。
再生時間は何フレーム使用するかの設定です
※(PROでは再生時間24フレームまでしか設定は出来ません)
するとこのように表示されます。
このままでは絵の切り替えができません。
(タイムラインを上手く使えば実際は出来ますがレイヤー管理が困難なので切り替えやすくします)
新規アニメーションフォルダーを開く
クリスタでアニメーションを作るには
アニメーションフォルダーを作る必要があります。
タイムラインの新規アニメーションフォルダーをクリックします。
①新規アニメーションフォルダをクリックするとレイヤーにフォルダが追加されます。
②その中に絵をドラッグ&ドロップして挿入します。
③挿入されると、切り替えが出来るよう同一のタイムライン内に絵が表示されます。
タイムライン打ち込み
タイムラインを入力します
タイムラインの入力はタイムラインを右クリックするとそのクリックしたフレームに
レイヤーを振り分けることが出来ます。
このタイムラインは既に振り分けた状態のものです。
説明が前後しますが、レイヤーフォルダー内のレイヤーが
アニメーションフォルダーに挿入した際に順番が変わってしまったので
順番を上から
レイヤー3(左足が後)
レイヤー2(真ん中の絵)
レイヤー1(左足が前)
と並び替えました。
そして、タイムラインに
レイヤー1、2、3、2、1、2、3、2
と3フレームごとに入力します。
最後の絵からアニメーションはループされるので1を最後に入れる必要はありません。
再生と書き出し
アニメーションをまずどのように動いているか確認してみましょう
タイムラインの三角のボタンを押すと再生されます。
三つ右隣の矢印が回転しているボタンを押すとループ再生されます。
これで大丈夫と思ったら書き出しです。
ファイルからアニメーション書き出し、アニメーションGIFを選びます
保存場所と名前を決定します
保存場所と名前を決定したらこの画面になります。
出力範囲は何フレームから何フレームまで書き出すかの設定です。
ループなので1から12まででもループになりますが、
今回は1から24で設定をして出力しています。
完成したGIFがこちら。
お疲れ様でした
解説は以上になります。
最初からアニメーションファイルで作ると
演出フレームという線が入り、書き出しはその範囲内になりますが
イラストから作ると演出フレームの設定がないので
全画面の書き出しになります。
範囲をもっと小さくしたいという場合は
編集→キャンバスサイズの変更
又は
選択範囲で書き出したい範囲を選択→編集→キャンバスサイズを選択範囲に合わせる
でトリミングする必要があります。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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