色調補正レイヤー「階調化」
「階調化」という色調補正レイヤーのこと
「レイヤー」メニューの「新規色調補正レイヤー」の中に「階調化」というものがあります
グレーの画像で利用するとなかなかうまくいくと思っていましたが
カラーで使うとウソ色が出てきてがっかりとしてました
思いもよらぬ色が出現して面白いと感じている人にはつまらない内容になってしまうかもしれません
色調補正レイヤーの階調化
「写真」か「イラスト」が必要です
まず「階調化」をしたい画像を用意します
「レイヤー」メニューの「新規色調補正レイヤー」の中の「階調化」を選びます
「階調化数」を(4)にしました
空の色に紫、緑が混ざります
思っていた通りでしたら良いのですが、違います
「レイヤー」パレットで「階調化」のレイヤーの「合成モード」を「輝度」に変更します
色相の変化はなく、階調化することができました
横に並べて比較してみたものです
緑の芝生に土色が出現したり
白い建物の壁がうすむらさきに変色したりしていたものが
レイヤーの合成モードを輝度にすることで落ち着きます
せっかくなので階調化の数値テスト
「階調化」の数値は(2)から(20)までです
なぜ(20)までなのかはわかりませんが、(20)などは使ったことがありません
テストではデフォルトの(8)と自分のよく使う(5)と他に(3)と(2)を並べてみました
一番上の写真を「階調化」します
左が「合成モード」を(通常)、右が「合成モード」を(輝度)にしています
「階調化」の数値が(2)だからといって2色になるわけではないのですね
へんなの〜
右のビルが大きく傾いているという
だまし絵のようになってしまいました
おわりに
「階調化」はずっと使っていたのですが、最近この「輝度」を利用してウソ色の問題を解決しました
「輝度」を使うのは、あくまで使用方法のひとつです
大したものではなく、自分が知らなかっただけなのですが
なのですが、自分にとっては大発見です CLIP STUDIO PAINTはすばらしい!
「階調化」をはじめて知った人も、使い込んでいる人も
これをイラストぽく利用していっぱい遊んでください
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