フィルター加工+αを使った【マーブル】の作り方

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7kmr

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クリスタの機能「フィルター機能」(+α)を使った「マーブル」の作り方のTipsです。

 

 

オートアクションも公開中です。

ご自身で作成するのは面倒・むずかしい…という方は、こちらもチェックしてみてください▼

準備


まず、空のレイヤー(ラスターレイヤー)を用意し、

上部メニュー「フィルター」▶︎「描画」▶︎「パーリンノイズ」を選択します。

数値は、フィーリングでOKです。

※柄のサイズ(スケール)が細かすぎない方がいいと思いますが、お好みでOK

作成したパーリンノイズ画像を渦巻き上に変形させます。

メニューバー「フィルター」▶︎変形▶︎渦巻き

❌マークを起点として渦巻きを作ります。

 

範囲項目のチェックボックスは「サイズを指定(半径,扁平率を使用)」に設定をオススメします。

更に渦巻きを作ります。

同じ手順で、渦巻きを加えましょう。

このとき、ひとつめに作った渦巻きとは、サイズや渦巻きの方向等変えるといい感じになりやすいです。

ゆがみツールで、機械的だった渦巻きに、流れを加えていきます。

渦巻きを崩すようにゆがませたり、サイズやゆがみの強さを変化させながら歪ませていくと、良いアクセントになります。

また、渦巻き変形でできてしまった空白部分も、修正しておきましょう。

(大きめのブラシサイズ設定だと自然に修正しやすいです)

マーブルとなる画像はこれで完成です。

マーブルの色づくり


レイヤー▶︎色調補正レイヤー▶︎グラデーションマップ

で、グラデーションマップレイヤーを作成します。

グラデーションマップを作成、または素材を使用してください。

▼個人的お気に入りグラデーションマップ素材です!

上記以外でも、お気に入りのグラデーションをお試しください!

ラメづくり


ラメのようなテクスチャを作っていきます。

新規ラスターレイヤーを作成▶︎黒で塗りつぶし

フィルター▶︎効果▶︎ノイズ(数値はお好み)

レイヤーモードを「覆い焼き(発光)」にし、グラデーションマップレイヤーの下に配置します。

すると、ざらざらとした質感が生まれます。

もう一度ラメレイヤーを作成します。

先ほどと同じ容量で、作成するのですが、先ほどのノイズとは数値を変えておきましょう。

同じく覆い焼き(発光)にし、このラメレイヤーは最後まで最上部に配置してください。

明暗作り


グラデーションマップレイヤーの下に新規レイヤーを作成

▶︎グラデーション描画ツールで緩やかなグラデーション(位置・方向はお好みで)

▶︎レイヤーモードは「乗算」→色調補正でお好みの色味に調整

色味が変わってしまうので、適宜調整します。

モヤづくり

ディテール付けにモヤを作成します。

フィルター▶︎描画▶︎パーリンノイズ

で、モヤを作りましょう。(こちらも、スケールは大きめの方がオススメです)

編集▶︎輝度を透明色に変換

で、白部分を透明に変換します。

透明部分を保護→オンにして、モノクロ以外の色で塗りつぶしします。

乗算モードにしたあとに、色調補正で気に入るまで調整します。

物足りない場合は、もう一度モヤを作成し、色味を変えたり、レイヤーモードを変えて、ディテール付けをしていきます。

フチどり


画像を引き締める効果のある、**「フチどり」**をしていきます。

ラメレイヤーの下に、新規レイヤー▶︎塗りつぶし(何色でもOK)

 

その後、

選択範囲▶︎すべてを選択

下に出てくる選択コマンドメニューの「選択範囲を縮小」アイコンをクリックし、

フチとなる部分のみ残るよう、数値を決めます。

※参考→1000px〜2000px程度=50〜100px

 

数値を入力したら「消去」アイコンで消去します。

続いて、

フィルター▶︎ぼかし▶︎回転ぼかし(ガウスぼかしでもOK)

ぼかしができたら、色味を調整しておきましょう。

クオリティUP「飛沫ブラシ」


飛沫ブラシを使うと、さらにクオリティが上がります。

星空にしたい場合は、イエロー系で描画▶︎レイヤーモード「発光系」が鉄板です。

仕上げ


一番上の「ラメレイヤー」意外を結合します。

 

ラメレイヤー以外を結合

フィルター▶︎効果▶︎色収差

お好みで色収差を加えましょう。

結合により、色味が変わってしまっていたり、色味変えたいなという場合は、

色調補正レイヤー等追加で調整をしましょう。

完成!


ここまでみていただきありがとうございます!

 

以上のような工程で、マーブル画像が作れます。

結構一期一会だったりするので、同じような表現をする予定がある場合は、

ヒストリーや、画面録画等しておくのがオススメです。

また、このマーブル生成をオートアクションにしたアセットも公開してるので、もし難しかった、うまくできなかったという方は、

下のアセットもチェックしていただけると嬉しいです。

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