ぼかしフィルターでキラキラ背景の描き方
はじめに
ぼかしフィルターを使用したキラキラした背景の描き方を説明していきます。
準備
まずは人物のイラストを用意します。
背景と人物のレイヤーを分けておきたいので人物のイラストを透過png保存します。
人物イラストのファイルを開いて【用紙】レイヤーを非表示にします。
(目のアイコンをタップ)
そうすると背景が格子柄になるかと思います。
その状態のまま【ファイル】→【画像を統合して書き出し】→【.png(PNG)…】を選んで書き出しを行えば透過png保存されます。
そうしたら元のイラストのファイルを閉じて、【ファイル】→【開く】で先ほど透過png保存したイラストファイルを開きます。
そうするとこのような状態になると思います。
人物レイヤーの下に新規レイヤーを追加し、白で塗りつぶした背景レイヤーを作成します。
そこで保存をします。
保存をするときに【CLIP STUDIO FORMAT】を選択します。
そうするとレイヤーが分かれた状態で保存されます。
これで準備は完了です。
1.人物に加工
人物に加工をします。
下のレイヤーでクリッピングで全体に乗算レイヤーをのせます。
右上に使用色を表示しています。
それに加算発光レイヤーを追加して【グラデーション】→【描画色から透明色】を選択し、矢印の方向に筆を動かしてグラデをかけます。
レイヤー構成↓これで人物の加工は終了です。
2.背景
背景を描いていきます。
【グラデーション】→【描画色から透明色】を選択し、【角度の刻み】を90に設定します。
矢印の方向に筆を動かしてグラデをかけます。
キラキラを描きます。「イルミブラシ」を使用します。レイヤーを加算発光にします。
粒子サイズは250〜350あたりが良いでしょう。粒子密度は3に設定しました。
このレイヤーを複製し、【フィルター】→【ぼかし】→【ガウスぼかし】を選択してぼかしをかけます。レイヤー不透明度を32%に下げます。
元のレイヤーの下に重ねます。輪郭がぼやけて柔らかい印象になったかと思います。
色味が少ない気がしたので新規レイヤーを追加して光を描きました。(加算発光27%)
少しブラシサイズを小さくして描いています。
使用色も先ほどより暗めにしました。
同じようにガウスぼかしをかけます。
飛沫を描きます。「なんでも使えるアナログ白しぶき」を使用します。
ブラシサイズ700、粒子サイズ250、粒子密度3で使用しましたがお好みで調整して下さい。
(イラスト画像サイズは2504×1873pxです)
顔を避けながらブラシを動かします。これで背景は完成です。
レイヤー構成↓
3.グロー効果
最後にグロー効果をかけます。
【レイヤー】→【表示レイヤーのコピーを結合】を選択します。
それにガウスぼかしをかけます。
レイヤーモードをスクリーンに変更します。
【編集】→【色調補正】→【レベル補正】を選択します。
一番左にあるつまみを右の方へ移動します。
レイヤーの不透明度を22%に下げて完成です。
グロー前→グロー後
これで今回の講座は終了です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
↓Twitter↓
↓pixiv↓
↓YouTube↓
댓글