3Dオブジェクト素材を使ってみよう

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ClipStudioOfficial

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Ver.1.8.0より、3D背景素材が、3Dオブジェクト素材に統合されました。

複数のパーツで構成された3Dオブジェクト素材は、パーツごとに位置や角度を編集できて便利です。ここでは、新しい3Dオブジェクト素材の機能を紹介します。

 

新しい3Dオブジェクト素材は、[素材]パレットの[背景]に収録されています。素材名の末尾に「Ver.2」と記載されているものが、3Dオブジェクト素材です。

 

※CLIP STUDIO PAINT Ver.1.7.9以前のバージョンでは、新しい3Dオブジェクト素材を使用できません。CLIP STUDIO PAINTを、Ver.1.8.0以降にアップデートしてから、使用してください。

 

[1]パーツを選択するには

キャンバス上で、パーツをクリックすると、パーツを選択できます。

 

パーツを選択できない場合は、[ツールプロパティ]パレットの[オブジェクトリスト]を表示して、編集したい3Dオブジェクト素材の[ピック可・不可]の設定を確認してみましょう。

[ピック可・不可]にアイコンが表示されている場合は、キャンバス上でパーツを選択できません。アイコンをクリックすると、パーツを選択できるようになります。

 

【POINT】クラウド素材の初期設定

CLIP STUDIO PAINT Ver.1.8.0から追加された3Dオブジェクト素材は、[ピック不可]に設定されています。パーツを操作したい場合は、[ピック可]に変更してください。

3Dオブジェクト素材全体を操作したい場合は、[ピック不可]に設定すると、便利です。

 

[2]パーツの位置や角度、大きさを変える

パーツをクリックして選択すると、パーツにマニピュレータが表示されます。

マニピュレーターの円や矢印に沿ってドラッグすると、矢印は位置の移動、円は角度の変更を行えます。四角をドラッグすると、パーツの拡大縮小を行えます。

※Ver.2.3.0以降では、傾きを変更すると、変更した角度の分、目盛りの色が青色からピンク色へ変わります。

 

【POINT】素材全体が移動や回転してしまう場合

最初にパーツをクリックしたときだけ、3Dオブジェクト素材全体を操作するルートマニピュレータが表示されます。

もう一度パーツをクリックすると、パーツを操作できるマニピュレータに切り替わります。

 

[3]3Dオブジェクト素材の表示を変更する

[ツールプロパティ]パレットで、光源や輪郭線、投影方法(Ver.2.3以降)などの設定を変更できます。

 

<光源のON/OFF>

 

<輪郭線のON/OFF>

 

<透視投影/平行投影>(Ver.2.3.0以降)

 

[4]オブジェクトランチャーの便利な機能

3Dオブジェクト素材を便利に使うには、オブジェクトランチャーを活用しましょう。

 

 

 

■オブジェクトリストを表示する【PRO/EX】

 

[オブジェクトリスト]をクリックすると、[サブツール詳細]パレットの[オブジェクトリスト]カテゴリーが表示されます。

[ツールプロパティ]パレットより大きく表示できて、便利です。

 

 

 

■編集内容をリセットする

 

3Dオブジェクト素材を編集したあとに、オブジェクトランチャーの機能を使って、初期状態にリセットできます。

 

①パーツの配置をリセットする

パーツの配置を変更したあと、パーツの配置だけを元に戻せます。

[オブジェクトランチャー]の[初期ポーズ]をクリックすると、パーツの配置が初期状態にリセットされます。

 

②スケールをリセットする

3Dオブジェクト素材のスケールを変更したあと、スケールだけを元に戻せます。

[オブジェクトランチャー]の[スケールをリセット]をクリックすると、スケールが初期状態に戻ります。

 

③回転をリセットする

3Dオブジェクト素材を回転して角度を変更した場合、元の角度に戻せます。

[オブジェクトランチャー]の[回転をリセット]をクリックすると、角度が初期状態に戻ります。

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