3.カスタムブラシの作成
ラフまではデフォルトのブラシを使いましたが、仕上げにはオリジナルのブラシを使用します。
講座内で解説しているオリジナルブラシは、こちらからダウンロードできます。検索ボックスに作家名を入力するか、または「講座紹介」と入力して検索してください。
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[1]画像を素材として登録する
まずは510px四方、72dpi、基本表現色グレーに設定して新規キャンバスを作成します。[筆]ツールの[墨]→[滑らか]、[粗め]を使って綺麗すぎない感じで三角形を黒で描きます。
画像を描いたレイヤーを選択し、[編集]メニュー→[画像を素材として登録]を選択します。 表示されたダイアログの左下の[ブラシ先端形状として使用]にチェックを入れます。
[素材名]を「三角ブラシ」にし、[素材保存先]を画像素材→ブラシに設定して[OK」をクリックします。
[2]サブツールを作成する
使用するブラシに近いツールのサブツールを使用して、オリジナルブラシを作成します。
①[筆]ツール→[墨]→[ややかすれ]を選択します。
②[サブツール]パレット左上の[メニュー表示]ボタンからメニューを表示し、[サブツールの複製]を選択します。
③表示されたダイアログで[名前]を「三角ぶらし」にして、[OK]をクリックします。
④これで新しいサブツールが作成されました。
[3]ブラシ先端を設定する
①作成したサブツール「三角ぶらし」を選択し、[ウィンドウ]メニュー→[サブツール詳細]を選択し、[サブツール詳細]パレットを表示します。
②[ブラシ先端]を選択し、[素材]を選択します。
③すでに登録されている先端形状右側の▼ボタンをクリックします。
④表示されたダイアログで、先ほど登録した画像素材「三角ブラシ」を選択し、[OK]をクリックします。
これでひとまず「三角ぶらし」ができました。
[4]プロパティの調整をする
[サブツール詳細]パレットで各プロパティの調整をします。[紙質]に「斑雲1」を設定し、[水彩境界]をオンにしました。
調整が終わったら[サブツール]パレットで「三角ぶらし」を右クリックしてメニューを表示し、[初期設定に登録]を選択します。
これで「三角ぶらし」の完成です。
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