6.初期収録ペン・ブラシの紹介
初期収録されているペン・ブラシにどのようなものがあるのか、ピックアップして特徴を紹介します。カスタマイズする際の参考にしてください。
マンガ用のペン
[ペン]ツール→[ペン]→[リアルGペン]や[ざらつきペン]は、アナログ風の実際の紙とインクで描いたような、少しザラザラとしたタッチを表現できます。
デッサン用の鉛筆
[鉛筆]ツール→[鉛筆]→[デッサン鉛筆]は、ペンの傾きによって太さが変わるため、デッサンを描くときの画用紙を均一に塗るようなタッチを再現できます。
水彩風ブラシ
[筆]ツール→[水彩]→[不透明水彩]は、筆圧の強弱によって濃淡を表現することができます。
[滑らか水彩]は、あらかじめキャンバスに置かれている色を水でにじませるような表現ができるサブツールです。淡くぼかしたいときに有効です。
厚塗り用ブラシ
下地の色の上に新たに色を塗り重ねていく塗り方を厚塗りといいます
[筆]ツール→[厚塗り]サブツールグループ→[油彩平筆]は、平筆のタッチを出しながら色を塗り重ねていくことができるサブツールです。
(Ver1.8.5以前のバージョンでは、[油彩平筆]サブツールは[油彩]サブツールグループから選択します。
Ver.1.8.5以前のバージョンからVer.1.8.6以降にバージョンアップされた場合も、[油彩平筆]サブツールは[油彩]サブツールグループから選択します。)
筆圧の強弱により色に濃淡をつけることができます。
[色変化]は筆圧の強弱により描画色と背景色の混合比を変えて描画できるサブツールです。
毛筆
[筆]ツール→[墨]グループには、毛筆のような力強いタッチを出す事ができるサブツールが収録されています。
[ややかすれ]は筆のタッチを出しながらエッジにかすれをだすことができるサブツールです。
[粗め]は筆の荒いタッチを再現したブラシでエッジが薄墨のようにかすれる効果のでるサブツールです。
初期収録されているサブツール以外に、「素材をさがす」(CLIP STUDIO ASSETS)では、プロのイラストレーターさんが設定したブラシ素材を多数公開しています。ダウンロードして使ってみましょう。
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