スタンプブラシの作り方とその応用

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ましろ93

ましろ93

はじめまして。

ASSETSで「えむの~」の名称で、素材を公開している、ましろ93と申します。

基本のスタンプブラシの作り方と、その応用をここに記します。

素材作りのきっかけになれば嬉しいです。

<基本>スタンプブラシの作り方

・素材ウィンドウに「自作素材(PN)」のフォルダをあらかじめ作っておく。

・10cm×10cm 解像度600の用紙作成

・スタンプにする画像を白と黒で描く。

・画像レイヤーを右クリックして、「レイヤーの変換」を選ぶ。

・名前に「素材名」を入れる。

・表現色を「モノクロ」にする。

(モノクロにしないと色が変えられない)

・画像を「四角」の選択範囲で囲む。

(この時に、選択範囲→選択範囲をストックしておくと後々便利)

・編集→素材登録→画像

・「ブラシ先端形状として使用(B)」にチェックを入れる。

・素材保存先に、先程作った「自作素材(PN)」のフォルダを選択。

・検索用タグにPNや、素材の種類、スタンプ、花等入れておく。

・スタンプ用ブラシがあれば、それをコピー、スパナのマークから、

ブラシ先端を選んで、元の画像を捨てて、+マークを選択。

・PNで検索、先程登録した画像が出てくるので、その画像を選ぶ。

・色が変えられるか、確認。

黒色:メインカラー

白色:サブカラー

・完成


スタンプにしたい画像

レイヤーの変換

範囲指定は「四角」

編集→素材登録→画像

・ツールプロパティのスパナのマーク

・「ブラシ先端1」を選択

・先程登録した検索タグで検索→OK

・普通のスタンプの場合は、ここだけチェックしていれば良い。

他の項目は全て外す。

<応用1>スタンプブラシを回転させる

・スパナのマークから、サブツール詳細を出し、「ブラシ先端2」を選択。

・「向き」の右端にあるマークを選択。

・「向き影響元設定」で、「なし」を選択、「ランダム」にチェックを入れ、「影響度」を100にする。

・押す度にスタンプを回転させることができます。

<応用2>スタンプブラシを散布させる

・スパナのマークから、サブツール詳細を出す。

・「散布効果」を選び、「散布効果」にチェックを入れる。

・粒子サイズ・粒子密度・散布傾向・粒子の向きは、お好みで変更してください。

<応用3>スタンプを押す度に、ランダムに大きさを変更させる

・スパナのマークからサブツール詳細を出し、「ブラシサイズ」を選ぶ。

・「ブラシサイズ」の右端のマークを選び、「ブラシサイズ影響元設定」を出し、「ランダム」にチェック、「最小値」を選ぶ。

(ここでは50にしていますが、お好みで変更してください)

<応用4>スタンプを押す度に、色を自動で変える。

・スパナのマークから、サブツール詳細を出す。

・「色の変化1」を選ぶ。

・「ブラシ先端色の変化」にチェックを入れる。

・「色相」「彩度」「明度」「サブ描画色混合率」はそのままでもいいし、お好みで数値を変更してみても面白いです。

・数値を変えると、一番下の花のように色が変わります。

・サブ描画色混合率を0にすると、サブカラーの色は変わりません。

<応用5>リボンブラシを作る

・スパナのマークからサブツール詳細を出し、「ストローク」を選択。

・リボンにチェック

・リボンブラシ作成後「ブラシ形状」を選び、「プリセットに登録」

・円形ツールや、四角ツールを選び、「ブラシ形状」で先程登録したリボンブラシを選ぶと、丸や四角の枠を作ることができます。

(四角の時は、「角の丸さ」にチェックし、数値を20にすると、キレイな形に決まります。

<応用6>スタンプ(先端画像)の種類を増やす

・必ず、同じ大きさの選択範囲で登録する。(一番大きい画像に合わすこと)

・囲んだマークを押して、登録した先端画像を追加。

(複数ある時は、「Shift」を押しながら選ぶと、まとめて選択できます)

<応用7①>登録した素材からトーンを作る

・素材ウィンドウから最初に登録した素材を開く。

・「ブラシ要素設定」右「用紙テクスチャとして使用(T)」にチェック

・「貼り付け動作」タイリングにチェック

・タイリング方向を選ぶ。

・上下左右

・左右のみ(横に長いトーン)

・上下のみ(縦に長いトーン) 

<応用7②>トーン作成時の範囲指定について

<応用8>ブラシ用アイコンの作り方

100×100pxでアイコン用画像を作り、pngで保存します。

作成したブラシを選び、右クリックで「サブツールの設定」を選択。

「ユーザー設定」を選び、先程、保存したアイコン用画像を選びます。

アイコンを作る際に水色部分を透明にしておくと、サブツールの設定→「アイコン背景色」にチェックを入れると、透明部分の色の変更ができます。

以上になります。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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