CLIP STUDIO内の作品ファイルから「Not Found」を取り除く方法
■CLIP STUDIOの「作品」を開いたときによく見かける赤いヤツ、「Not Found」を取り除いて作品一覧が見やすくなる方法をご紹介します。
○バージョン CLIP STUDIO 1.7.1
.clip形式などのファイルは保存すると、
CLIP STUDIO の「作品」内に自動的にサムネイルが表示されるようになります。
…が、ファイルを別のフォルダに移動したり、
ファイル名をリネームするとサムネイルが「Not Found」となり、「作品」からはデータが表示されなくなります。
気づくと赤色に染まっていたりするので、今回は「個別」「まとめて」2通りの方法でこちらを整理する方法をご紹介します。
1.個別に消す
Not Foundのサムネイルをダブルクリックすると、「ファイルが見つかりません~」と表示されます。
<移動・リネームなどで元のファイルがある場合>
・「OK」を押すとOSのファイルブラウザが開かれるので、保存しているファイルを選択すると正常なデータで再設定することができます。
<削除済などで元のファイルがない場合&リストから消したい場合>
・「キャンセル」を選んで閉じ、サムネイル上で右クリック>「削除」で「作品」から削除できます。
(Not Foundのファイルであれば、削除しても特に元のデータには影響ありません。
ちゃんとサムネイルが表示されている正常なデータの場合、「削除」すると元データもゴミ箱に入っちゃうので気を付けましょう!
あくまでNot Foundのサムネイルのデータのみにしておくと安心です…。)
もしNot Foundのみのデータをいくつか消したい…という場合は、下の「まとめて消す」方法がおすすめです。
2.まとめて消す
1つ1つの再設定や削除が大変な場合は、「作品データベースの再構築」をすると作品の「Not Found」をまとめて消すことができます。
こちらの方が1回でできるので個人的にはオススメです。
①CLIP STUDIOの歯車のマーク >②メンテナンスメニュー >③作品データベースの再構築 から実行できます。
PAINTなど、左メニューに表示されているソフトを起動していると実行できないので必ずCLIP STUDIO だけ起動している状態で実行しましょう。
■おまけ
リネームや移動した元のファイルは、再度PAINTで上書き保存すると再度CLIP STUDIOの「作品」に表示されるようになります。
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