髪のアタリ用3D素材を使用して難しいアングルを描く

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はじめに

あおりのアングルで髪をそれっぽく描きたいためだけに作った髪のアタリ用3D素材の解説です。

注意:髪アタリ用3Dは有償素材です。

 

 

髪の立体感を意識しながら描けます。

あおりのアングルを描く際に髪は結構大事と思うので髪がしっくりこない時にご活用ください。

3D素材のつくりは平面のパーツをつなげただけの原始的なものでなかなか不恰好かと思います。

アタリ用と言う事でご容赦ください。

物理演算などの気の利いたものはないためルートマニピュレーターで調整をお願いします。

3D頭部とデッサン人形と組み合わせてより便利に

クリスタver2以降をお使いの方は親子関係を設定すれば目も髪もついた状態にできます。

いろんなポーズやアングルに挑戦できます。

クリスタのver2.2以降では親子関係の設定というとても便利な事ができます。

上図のように動いてくれます。

頭部3Dとデッサン人形を組み合わせる事で顔と体型を自分好みに設定できます。

髪もくっつけると作画補助に役立つかと思います。

 

この辺りについては公式の解説がありますのでそちらをご覧ください。

目玉3D素材

プリセット

マテリアル

マテリアルは4種類あります。

耳はどこ?となった時には半透明が便利です。

 

グリッド有

グリッド有_半透明

グリッドなし

グリッドなし_半透明

 

レイアウト

レイアウトは全部で12種類あります。

位置が頭部3Dに合わせる事を想定した1と3Dデッサン人形用の2があります。

2はデフォルトの「3Dデッサン人形-Ver.2(女性)」に合うようになっていますがクリスタver1向けです。

デッサン人形や頭部3Dにアタッチする際には1のレイアウトを使ってください。

 

それぞれに髪型が6種類あります。

こちらをベースに髪型は調整してください。

可動

一個一個動かさないといけないのでちょっと面倒です。

複数選択してルートマニピュレーターで動かした方が楽かもです。

 

↓0

髪が広がります。

スライダーをいい感じに動かすと風になびく感じになります。

↓50

平常時の位置です。

↓100

前に髪が垂れます。

お辞儀している時とかにいいかなと思います。

髪型にもよってくると思うのですが微妙な部分は個別にルートマニピュレーターで調整してください。

使い方

位置合わせ

単品でも使用できますが、デッサン人形や頭部3Dと組み合わせた方が便利です。

デッサン人形と一緒に使用する際にはまずはデッサン人形をキャンバスに貼り付けてください。

 

 

頭部を先に貼り付けるとカメラを引いたりが少し面倒です。

デッサン人形の位置は動かさず、続いて髪アタリ用3Dもキャンバスへ貼り付けてください。

 

その際、キャンバスにドラッグ&ドロップはせず、赤枠のアイコンをクリックしてください。

ドラッグ&ドロップだとドロップした位置に髪アタリ用3Dが置かれるので位置合わせがちょっと面倒です。

3Dレイヤーにドロップする場合は髪アタリ用3Dは中心に置かれ、赤枠のアイコンを押した時と同じ状態になりますので大きさ調整と上下、前後に動かせば位置が合わせられます。

クリスタver2以降では髪アタリ用3Dを頭にアタッチしてから位置を合わせてください。

頭部3Dと組み合わせる時は髪アタリ用3Dとどちらが先でもそんなに支障はないと思います。

クリスタver1をご使用の方はデッサン人形と合わせてください。

親子関係の設定はできない都合上、ポーズはつけずでカメラアングルでお辞儀している風にする等の対応をお願いします。

↓ロールを活用すると便利かと思います。

ver2以降の方は頭部3Dとも組み合わせてご使用いただけます。

頭部の形に合わせて大きさは調整します。

事前にレイアウトから髪型は選んでから調整してください。

楕円形な頭に合わせる場合には顔の横幅に合わせて髪アタリ用3Dの全体の大きさを変更してください。

おでこの辺りの位置が合うように顔の正面側に合わせて配置してください。

後頭部が足りないと思うので「髪(髪アタリ用3D>頭部>髪)」を後頭部に合わせて移動させてください。

髪アタリ用3Dをオブジェクトスケールで後頭部に向けて伸ばして変形すると比率が変わる事で髪の配置がやや崩れる事があるのでおすすめできないやり方です。

注意:「髪(髪アタリ用3D>頭部>髪)」はレイアウトから髪型を変えると位置がリセットされてしまいます。

先にレイアウトから髪型を選んでから位置合わせしてください。

「髪」と「髪_サイド」の間に隙間ができてしまったら脳内補完しながら描くかオブジェクトスケールで髪の横幅を広くして調整してください。

髪型調整

↑毛束はこんな感じで繋がっているのでルートマニピュレーターで動かせば細かく調整できます。

単に長さを変えるだけの場合はここから下を伸ばしたいなあと思うところを複数選択してオブジェクトスケールで調整してください。

 

 

髪型のシルエット調整

クリスタのver2以降では髪型の調整の際は「移動基準軸」「回転基準軸」を「オブジェクトに合わせる」に設定してください。

ver1ではこの設定ができないので髪型は変えにくいかもしれません。

前髪調整

髪の毛を伸縮するだけでも雰囲気は変わるので細かく調整すれば結構いろんな髪型にできると思います。

 

前髪はぱっつんですが長さを変えたり、分け目部分の前髪を非表示にしたり、グリッドを活用すればななめやセンター分けもできます。

サイドの髪の下側を非表示にすれば姫カットもできます。

髪の流れ調整

クリスタのver2以降では髪の流れを変える際は「移動基準軸」「回転基準軸」を「地面に合わせる」に設定するといいと思います。

重力や風に合わせた動きをつけたい時にやってみてください。

前屈みのポーズの時は髪の黄色部分と前髪を選択して回転させるといいかなと思います。

髪が結構めり込んでしまいますがアタリ用という事でご容赦ください。

 

可動から調整も可能ではあります。

50~100でお好みの数値に調整してください。

100に近づくほど髪が前に垂れます。

おわり

クリスタver1だとちょっとやりにくいかと思いますが髪型の調整も結構できて便利かと思います。

髪の立体感を意識できるので作画補助や髪を描く練習にいいかと思います。

よければご活用ください。

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