フキダシで千鳥格子
フキダシで千鳥格子を作成しました
他のことにも応用できると思います
フキダシのベクターライクなところを利用して千鳥格子を作成します
サブツールの折れ線フキダシを作成する
まず、折れ線のフキダシを作成します
フキダシのグループに追加します
サブツールパレットの左上の「三本線」のアイコンをクリックします
メニューの「カスタムサブツールの作成」を選びます
「カスタムサブツールの作成」のダイアログが表示されます
サブツールの名前を「折れ線フキダシ」としました
「出力処理」はそのまま(フキダシ作成)
「入力処理」は(連続曲線)に変更
「ツールアイコン」はわかりやすく(折れ線)にしました
「アイコンの背景色」もテキトウに決めます
「OK」します
「OK」すると勝手に「サブツール詳細」のパレットが表示されました
カテゴリの「フキダシ作成」を選んで
「線・塗り」の(塗りを作成)のアイコンを選びます
「追加方法」は(レイヤーを新規作成)を選びます
カテゴリの「連続曲線」を選んで
「曲線」は(直線)のアイコンを選びます
カテゴリの「アンチエイリアス」を選んで
「アンチエイリアス」は(中)のアイコンを選びました
最後にカテゴリの「補正」を選びます
「スナップ可能」にチェックが入っているのを確認します
「サブツール詳細」のパレットを閉じます
サブツールパレットのフキダシのグループの一番下に「折れ線フキダシ」が追加されているのと思います
これから使用するサブツールが作成されました
1280px四方のキャンバスにグリッドを表示させる
1280 × 1280px のキャンバスを用意しておきます
グリッドを表示します
「グリッド・ルーラーの設定」のダイアログを表示して
「グリッド設定」の「間隔」を(128)にします
128px を10列作成したかったので1280pxにしました
「OK」します
「グリッドにスナップ」をします
サブツールを「折れ線フキダシ」にします
描画色を(黒)にします
左上の128 × 128px のグリッドを利用して千鳥模様を一つだけ描きます
折れ線がグリッドにスナップしているので簡単に千鳥が描けます
線が繋がると黒く塗りつぶされます
改めて塗る必要がありません
便利です
フキダシはベクターレイヤー、3Dレイヤーなどと同じで、キャンバスの外でも描画されるのが良いです
これを使って他人には見せられないものを描いておくことも可能です
レイヤーパレットでフキダシレイヤーを複製して横に128px移動させます
また複製して横に128px移動させます
フキダシレイヤー二つを結合させます
結合してもフキダシレイヤー同士なのでフキダシレイヤーのままです
繰り返して横に10個並べました
続けて、縦に10列並べます
出来上がったフキダシレイヤーを1024 × 1024px にトリミングします
「編集」メニューの「キャンバスサイズを変更」を選びます
表示される「キャンバスサイズを変更」のダイアログの「横」「高さ」の数値を(1024)にします
「OK」します
キャンバスのサイズが1024 × 1024px になっています
「レイヤー」メニューの「レイヤーの変換」を選びます
「レイヤーの変換」のダイアログで
「名前」を(千鳥格子)に
「種類」の(フキダシレイヤー)を(画像素材レイヤー)に変更します
「OK」します
キャンバスに戻って
サブツールを「オブジェクト」にします
「ツールプロパティ」パレットの一番下を確認します
「タイリング」にチェックを入れます
右のアイコンの(繰り返し)を選びます
「タイリングの方向」は(上下左右)のアイコンを選びます
「タイリング方向」は
出来上がり
千鳥格子の画像素材レイヤーができました
小さなパターンを作成しても構いませんが多少大きなサイズを作成しておいた方が使い勝手が良いと思います
折れ線フキダシは最初だけで
あとはコピー、貼り付けの繰り返しでした
拍子ぬけですね^^:
千鳥を結合しないままにしておくのも良いと思います
加工がしやすくなります
レイヤーカラーをグレー2色で試したもの
16色を順に配置したもの
おしまい
フキダシでなくてもできると思いますが
フキダシの塗りだけで作業ができるので線の太さを気にすることがなくなります
なかなかのメリットです
ですがCLIP STUDIO PAINTの動作が重くなります
千鳥は複雑な図形でなかったのでそんなに重いということはなかったです
重くはなかったのですが1px、2pxの移動のズレが発生しました
原因はわかっていませんが困ったものです
遊んでください
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