画像を統合して書き出し

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heytaroh

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納品用ファイルを作る

画像を統合して書き出しコマンド

キャンバスを保存する場合はクリスタオリジナルファイル形式の[.clip]形式で保存します。印刷やWeb掲載用として受け渡しする場合、汎用的なpsd/TIFF形式など他のファイル形式を指定してファイルを作成する必要があります。

書き出しの手順

Web掲載や印刷用に画像ファイルを提出する必要がある場合[画像を統合して書き出し]コマンドを使うと便利です。

■印刷用→psd/TIFFがよく利用されます

■Web電子書籍用→png/jpgがよく利用されます

指定されたファイル形式を選んで保存します。

書き出し設定

書き出しコマンドを実行すると[書き出し設定]ダイアログが表示されます。用途によって設定内容が変更する必要があります。これらの設定は[プリセット]で名前をつけて保存、呼び出すことができます。


ラフ(ネーム)提出用

ネームを下描きレイヤーに描いている場合は出力イメージで[下描き]をONにしておきます。トンボや基本枠、ネーム時にテキストツールを使う場合もそれらをONに。

確認できればいいので[元データからの拡縮率]は50/25%程度で出力することもあります。

画像を縮小する時は[処理方式]を[イラスト向き]に。コミック向きはモノクロ印刷向けファイルを作成する時に利用します。


漫画原稿納品用

完成原稿の場合[出力イメージ]の選択は変わることがあります。商業誌では「テキスト」は必要ありません。ですが、確認用にテキスト有りとテキスト無しバージョンで2種類原稿を出力することもあります。


漫画賞投稿用について

漫画賞応募用では、ノンブル(ページナンバー)を追加するように指定されていたり、テキスト入りページは紙に印刷して送付することもあります。個別に自分が応募したい宛先の応募要領を確認してください。

リンク先では新人賞を取りまとめて紹介しています。雑誌向け原稿であれば商業誌用漫画原稿サイズで描いておくと大体の応募先には対応できるはずなので、描き上げた後にどの応募先を選んでも対応できます。


Web/電子書籍向け

Web掲載/電子書籍向けではテキストは作家側で用意することが多いようです。また[出力範囲]を[トンボの内側]までにしておくなど、余白がないように出力するように指定されることもあります。

縮小を前提とするので[処理方式]は[イラスト向き]に指定しておきます。

必ず確認を

ここで紹介した書き出し設定はあくまでも一般的な例なので、編集部やクライアントによって求められるものは変わります。必ず確認を行い、出力設定を行なってください。

ただ、.clipファイルさえあれば何度でも書き出しはやり直せるので、その点は安心して大丈夫です。

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