線画ロイドのすすめ 個別管理編#03 センガロイド
BigField流デジタルマンガの線画ロイドのすすめ
個別管理編 #03 センガロイド
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【変更履歴】#03
・2021.09.25:初版のリリース
・これより以前は巻末へ移動しました!(10行を超過すると、巻末へ移動)
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●2Dマニピュレータとは?
●「線画の途切れ」への対応
「線画の途切れ」への対応について考えました。
現在の自分のマンガは主線や一部の効果線をベクタで描いている。
その他の線や塗りはラスタレイヤや特殊なレイヤである。
前回は実際に線を描いて修正しましたが今回は制御点ツールを使用しました。
●拡大縮小回転リサイズハンドル表示と2Dマニュピレータ―表示(手動)
●部位の2D変形
●キャラクタの部位の回転と伸縮
センガロイドの部位の回転と伸縮は下描き工程で使用します。
<マンガの工程>
・ネーム(ラフ):最低限、キャラの姿勢と表情を描写
・下描き :「ペン入れ」をスムーズに作成できるレベルの描写
・ペン入れ :清書
下描き工程ではペン入れ前の段階であり、ネーム(ラフ)を参考により詳しい
描画を描く。
しかし、マンガは物語を制作した後にカットを素材パレットに登録するのでは
なくて、ページの1コマを描いてから、その都度素材パレットに登録すると
それ以降のコマの作成時に流用できて制作の時短につながります。
ただし、そのまま流用できるのは稀であり多くは「加筆修正」が必要です。
「修正」について、このセンガロイドで説明する
「キャラクタの部位の回転と伸縮」を参考にする。
この時、手動操作のために途切れや歪ができることがある。
「修正」とはこれに対処することである。
特に、手の姿勢であるハンドポーズは「加筆」の際にここで完結させたい理由
がある時は、ペン入れ」工程で使用する「自作の素材ハンドポーズ」を
「下描き」工程で使用する場合もある。
「加筆」について、キャラクタの部位の回転と伸縮」を適用しようとしても
うまくいかない場合がある。その場合は下描きを追加することになる。
「下描き」は次の「ペン入れ」工程で清書することになる。
●キャラクタの部位のフォルダ分割
現在の「キャラクタの部位のフォルダ分割」は下記の案を採用している。
・キャラ部位分割5+選択範囲のストック18
「キャラクタの部位の回転と伸縮」の実例を見る場合は分割部分と選択範囲を
意識する必要がある。
●キャラクタの部位の回転と伸縮の実例
<ネーム(ラフ)→流用素材→変形加筆結果>の実例を示す。
※マンガパース(うそパース)を含む。
●自作の素材ハンドポーズ
下記の解説書で素材パレットに登録したハンドポーズを紹介してきた。
BigField流デジタルマンガ術シリーズ
俺流のマンガの基本的な作法 個別管理編:12素材管理
◆⑥主なユーザ作成素材:62CSPハンドポーズ
分類は記号化しています。
●「線画の途切れ」への対応
「●2Dマニピュレータとは?」で述べた「線画の途切れ」への対応について
考えました。
従来はオブジェクトツールの使用中に「透明箇所の操作」で「ドラッグで範囲
指定して選択する」が線分のオブジェクトであったが、今回は制御点になる様
に設定しました。
即ち、制御点は1つずつ操作できるだけでなく、複数選択して水平・垂直方向
にドラッグして移動できます。
●「複数選択の制御点」の回転
更に、「複数選択の制御点」の回転について考えました。
「複数選択の制御点」を選択したまま回転はできない様です。
今回は手動で回転をします。
オブジェクトツールの使用中に「透明箇所の操作」で「ドラッグで範囲指定
して選択する」を線分のオブジェクトに戻します。
その他で、ベクタ線の選択範囲を指定してから制御点を表示する方法も活用
してください。
メニュ:選択範囲→選択範囲にかかるベクタを選択
or →選択範囲に含まれるベクタを選択
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・2021.09.25:初版のリリース
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