線画ロイドのすすめ  個別管理編#06  素材カタログと素材パレット

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BigField流デジタルマンガの線画ロイドのすすめ

 個別管理編 #06  素材カタログと素材パレット

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【変更履歴】#06

・2021.09.25:初版のリリース

 

・これより以前は巻末へ移動しました!(10行を超過すると、巻末へ移動)

 

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  ●素材カタログと素材パレット

   現在の素材パレットに素材の分散登録に関する改善案を要望するものである。

   ・コミスタ時代にあった素材データベースの「外部参照」機能の復活を要望

    するものである。

   ・コミスタ時代に添付されていた素材データベースの「素材カタログ」の復活

    を要望するものである。

 

   ◆素材カタログの必要性

    着せ替えセンガロイドの利用と言うか、素材パレットの素材を流用していく

    と膨大な素材を扱うことになる。

    今のままの素材パレットでは登録量でやがてパンクしそうです。

    これを解消するためには先代のコミスタにあった下記の機能を含む長期的な

    対策が望まれます。

     ・素材パレットの外部参照機能

     ・アプリの付録として存在したカタログ

      をユーザが作成・維持管理をして素材の利用環境の見える化・制作への

      利用指示ができる様にする。

 

   素材データベースにはシステム用(デフォルト・フォルダ)とユーザ用

   (ユーザ作成・フォルダ)があると思います。

    素材データベースのユーザ用は作品を作る目的で利用する直接使用データ

   です。しかし、直接見るには手間がかかるために、作品のネーム以降の工程で

   参照するには適していない形態です。   

   ユーザ用の素材データベースと同等の描写をしたものを既定の書式で編集した

   ものを素材カタログ資料(cmcファイル)と考えています。

   cmcファイルならば製本化イメージで参照ができて作品の制作に活かせそう

   です。

 

   過去の自分から今の自分への情報伝達書が素材カタログ資料(cmcファイル)

   と考えています。

   ネーム作成時に素材カタログ資料を片手に描画イメージのエリア名を指定して

   未来への指示書を記入します。

   チーム制作機能で作者からアシスタントへの描画指示も過去の自分と今の自分

   との関係と同様です。

   アシスタントは自分の分身なので、同じ素材データベースが必要です。

 

   実際にコピー&ペーストで使用する方法が素材データベースからと考えていま

   す。

   次の機能を考慮します。

    01:素材データベースから素材カタログ資料(cmcファイル)を作成する

      機能を追加する。

    02:素材カタログ資料(cmcファイル)から素材データベース(ユーザ作成

      ・フォルダ)を作成する機能を追加する。

      素材データベースへの登録はその都度、必要により行っていますが、

      登録工数を測れるとしたらかなりの量となります。

      素材カタログ資料から素材データベースへの登録機能は強力な大量

      データの一括登録手段にもなります。

    03:素材データベースの肥大化傾向への対処:

      現在、ユーザ領域のCELSYSフォルダの保存場所移動→素材の保存場所

      移動 が考えられていますが、素材内部のユーザ部のデータベースの

      運用を見直すものです。

      コミスタ時代には素材データベースに外部参照機能がありました。

 

      これは便利で、下記の様に活用していました。

      ・よく使うものをメインの素材のフォルダ部に格納して、使用頻度の

       少ないものは外部参照フォルダ側に格納していました。

      ・コミスタ→クリスタ移行時にいきなり素材のコンバートをすると

       エラーが重複して解析が困難でした。

       ユーザ用素材を一旦全て外部参照フォルダ側に移して、部分的に

       メイン部に移管することによってエラーの解析を最小限にできる利点

       がありました。

       オンラインでの素材データベースの分散収容として素材データベース

       に外部参照機能を復活させて欲しいです。

       更に、素材カタログ資料(cmcファイル)として素材データベースの

       永久保存版を作成して欲しいです。

 

   追加機能の概要を下記に示します。

 

  ●素材カタログ資料(cmc ファイル)

   ・1ぺージに描画する既定のスタイルを定めます。

    項目:タイトルの区分を意味します。

      第1項目:cmc ファイル名

      第2項目:タイトル名

      第3項目:サブタイトル名1

      第4項目:サブタイトル名2

       ・・・

      第10項目:サブタイトル名8

   ※現在、データベースで「すべての素材」を第1階層とすると第8階層まで

    使用中です。 せめて第10階層まで欲しいと思います。

   (制限なしが望ましい)

 

    表示数:ページの基本枠に納める画像の数です。

        例えば、横3列x縦4段だとH3V4指定で自動的に描画サイズが

        決まります。

        カット類はこれでよいのですが、風景画などは1ページに1枚で

        大きく描きたい場合があるのでサブタイトルごとに例:H1V1など

        の様に表示数が可変にできればベターです。

    横のエリア名:描画数指定がH3V4とすると、エリア名は

    A・B・C(1ぺージ目)、D・E・F(2ぺージ目)、・・・となります。

    縦のエリア名:描画数指定がH3V4とすると、エリア名は1・2・3・4

    (全ぺージ)となります。

    従って、素材データベース内の表示項目と一定の関係にあります

     A1=素材データべ―スの第1項目、

     A2=素材データべ―スの第2項目、

     A3=素材データべ―スの第3項目、

     A4=素材データべ―スの第4項目、

     B1=素材データべ―スの第5項目、

     B2=素材データべ―スの第6項目、

     B3=素材データべ―スの第7項目、

     B4=素材データべ―スの第8項目、

     ・・・

     横エリア名の指定方法:A→B→C→・・・の付与はオフィスのエクセル

     と同等とする。描画数(素材データベース)の数が多くなると、当然同一

     サブタイトルのページ数は増えることになります。

     素材カタログの閉じる位置と開始ページ:新規ぺージ作成時と同様です。

      ・閉じる位置=左綴じ/右綴じ

      ・=左から/右から                   

     縦横のエリア名の表示位置:上記に従って、横エリア名が右から

     A→B→C、・・・、左からA→B→C、・・・になるか、縦エリアが

     右表示か左表示になるかが決まります。                  

 

    ★①作成機能━●素材データベース.ユーザ作成・フォルダ部

      第1階層:すべての素材

      第2階層:ユーザ作成フォルダ名

      第3階層:ユーザ作成フォルダ名1

      第4階層:ユーザ作成フォルダ名2

       ・・・

      第10階層:ユーザ作成フォルダ名8

      

      ※素材名の先頭若しくは後尾に連番(例:0001_素材名 or 

       素材名_0001)が必要です。

      ※素材カタログ資料の描画(タイトル区分+エリア名<A1>と

      「素材フォルダ名+連番」は自動変換です。

 

    ★②作成機能━→●素材データベース.外部参照部(保存場所変更可能)

 

    ★③フォルダの移動機能(双方向)

     ・from指定フォルダをto1指定フォルダの一階層下の先頭へ移動

     ・from指定フォルダをto1指定フォルダの一階層下のto2指定フォルダと

      同列下へ移動

     ・(上で代用できるが)from指定フォルダをto1指定フォルダの一階層下

      の最後へ移動

 

 

  ●デッサン集は素材カタログ資料

   言わば、デッサン集が素材カタログ資料(cmc ファイル)なのです。

   素材カタログ資料(cmc ファイル)を製本化で見てネームを作成して、ネーム

   内に次工程で使用予定の描画(タイトル区分+エリア名<A1>)を示した

   指示書を作成します。

   下描き・ペン入れ時は、描画(タイトル区分+エリア名<A1>→変換:

   「素材フォルダ名+連番」で素材データベースからコピー&ペースト+α

   (加工)又は新規作成のスタイルです。

 

  ●デッサン集(cmc ファイル)の一部を紹介

   現在制作中のマンガのデッサン集を紹介します。

   すべてのデッサンを素材データベース化している訳ではありません。

   <共通+第01編用>

   重力大系=Gロード・落描き

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン00基本=

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン01キャラ

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン02メカ=

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン03動物=

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン04樹木・花・草=

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン05建物=

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン06自然現象=

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン07宇宙=

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン08風景

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン09背景=

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン10種族=

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン11ネクスト=

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン98手=

   重力大系=GロードⅠ-01・デッサン99その他=

   統合前:コミスタ制限P99時

   「フォルダ名」(=なし)は旧複数フォルダを統合したものです .txt

   「フォルダ名=」(=あり)は旧フォルダ(コミスタ時代)のままのものです .txt

    ・・・

 

   クリスタでデジタルマンガを描き続けていくと、上の様に編ごとに素材を管理

   していくと膨大な量となります。

   通常の作家さんでも編の代わりに作品が増えていくので上と同様に素材の管理

   方法を変えていく必要があります。

   ・通常使用の素材データベース(メインのデフォルト+ユーザ用の素材データ

    ベース)

   ・素材倉庫としての一時的なユーザ用の素材データベース(外部参照の素材

    データベース)

   ・最後に、素材データベース外として別途管理する素材カタログ資料

   (cmc ファイル):素材データベースの一時変換ファイル

 

 

  ●素材カタログから素材パレットへの利用指示

  ・素材カタログ:素材データと対応する設計指示用の素材カタログがあること

           を前提とする。

 

    <カタログ対応記号>:カタログとの対応→A1、A2、・・・

     素材のフォルダ名がカタログの素材セクション名となる。

 

   横エリア名の指定方法:A→B→C→・・・の付与はオフィスの

    エクセルと同等とする。

   描画数(素材データベース)の数が多くなると、当然同一サブタイトルの

   ページ数は増えることになります。

   素材カタログの閉じる位置と開始ページ:新規ぺージ作成時と同様

     ・閉じる位置=左綴じ/右綴じ

     ・=左から/右から                   

   縦横のエリア名の表示位置:上記に従って

    横エリア名が右からA→B→C、・・・、左からA→B→C、・・・に

    なるか、縦エリアが右表示か左表示になるかが決まります。

 

■:変更履歴

 

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・2021.09.25:初版のリリース

 

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