BigField流デジタルマンガの線画ロイドのすすめ #01 全体管理編

1,207

BigField

BigField

BigField流デジタルマンガの線画ロイドのすすめ

   シリーズ #01 全体管理編

本シリーズは

BigField流:デジタルマンガの標準化 シリーズ から派生したTIPS用の

情報ドキュメントです!

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

          戻り:目次パネルへ

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

【変更履歴】#01

・2021.09.25:初版のリリース

 

・これより以前は巻末へ移動しました!(10行を超過すると、巻末へ移動)

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■1:初めに

 ●2.X次元線画人形(センガロイド)の提案

  「BigField流デジタルマンガの標準化~ウチの子見てください!実現集~」で

  物語の配役のキャラクタに自分作成のキャラクタ人形を使用するデジタルマンガ

  の標準的な制作方法を提案してきました。

  考えても見れば、シリーズのタイトルが「デジタルマンガの標準化~」なので、

  何も「自分作成のキャラクタ人形を使用」に限らない訳である。

  メインが「自分作成のキャラクタ人形を使用」なのはシリーズの新作の動機を

  強調しているものとして、その他の標準的な手法も「デジタルマンガの標準化~」

  シリーズから発信させたいと思います。

 

  と言う理由で、この「BigField流デジタルマンガの線画ロイドのすすめ」は

  「BigField流デジタルマンガの標準化~ウチの子見てください!実現集~」から

  派生したデジタルマンガの標準化の別シリーズとします。

 

  その他の関連する解説書:

  BigField流デジタルマンガ術シリーズ

   俺流のマンガの基本的な作法 個別管理編:12素材管理

    ◆⑥主なユーザ作成素材:62CSPハンドポーズ

    ◆⑫:80作品素材関連★→Gロードシリーズ★→01キャラ

 

  3Dキャラクタ人形の利用を前シリーズでアプローチしてきた。

  これも有用な方法あるが、3Dキャラクタ人形のLT編案の結果で即、

  「ペン入れ」完了となる理想が実現する訳ではない。そうなるにはかなりの進歩

  を期待して、年月の経過が必要だと思われます。

  そこで、過渡期として実現可能な2D空間でのアプローチを考えていきたい。

 

  まず、下記の操作を実現できる方法を整理していきたい。

  <2D空間での操作>

  ・マンガのコマで描画したキャラクタを素材として登録し、次のコマで効率的に

   「流用+加筆」を積極的に実現する標準化の案を提案する。

   この標準化の目的は次の事項を考慮するものとする。

   - 下描き工程/ペン入れ工程の時短

   - ひとりマンガ家としてすべての工程の作業をすることなく、次工程の作業を

    自分/他者(アシスタント)に指示できる方法を標準化する。

 

   - セルシス社の運営元に、「素材データベース→素材カタログ本の作成」を

    提案してきた。逆に「素材カタログ本→素材データベースの登録」にも期待

    している。当然、差分登録(全て/指定/重複チェック)も必要である。

 

   上記が実現すれば、ネーム工程の段階で素材カタログ本を使用して、

   「ここは素材カタログ本の素材カット[A119]を適用」などと指定できて、

   次の工程の制作者は対応する素材を容易に「流用+加筆」できる。

 

   本件は、「下描き」工程で使用する解説書となります。

 

 ●センガロイド(線画ロイド)

  2Dの線画(センガ)を自由に変形する方法、又は使用する線画のキャラクタを

  「センガロイド」と呼ぶ。

 

 ●着せ替えロイド

  センガロイド(線画ロイド)に衣装を用意した描画エリアを特別に

  「着せ替えロイド」と呼ぶ。

 

 ●着せ替えセンガロイド

  センガロイド(線画ロイド)に衣装を用意した描画エリア「着せ替えロイド」を

  付属させて自由に衣装を着させる機能を持ったものを、特別に

  「着せ替えセンガロイド」と呼ぶことにする。

 

 

  「着せ替えセンガロイド」を使用したキャラクタの「流用+変形+加筆」方法の

  具体例を下記にを示す。

<補足事項>

 ・アンドロイド(人間に似たロボット)

  アンドロイド. アンドロイド (android、 ラテン語 :androides)は ギリシア語

  の andro- (人、男性)と 接尾辞 -oid (-のようなもの、-もどき)の組み合わせ

  で、人型ロボットなどの人に似せて作られた存在を指す。

  「andro-」が男性の意味も持つことから、女性型アンドロイドを ガイノイド

  (gynoid)と呼び分けている作品も見られる。

  ガイノイド(英: gynoid)とは、人間の女性に似せて作られたヒューマノイドで、

  女性のアンドロイドを意味する。

  ギリシア語の女性を意味するγυνηに由来する。

 ・ヒューマノイド

  ヒューマノイド (humanoid、 英語 の human (人)と -oid の組み合わせ)とは

  由来する 言語 が異なる同じ構造の語であり、ほぼ同義である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<備忘録>

★こんなのあれば劇場

 ●着せ替えセンガロイドの2D見えない糸のあやつり人形

  オートアクション操作を含むシステムでの制御を2Dあやつり人形と呼ぼう。

  実現の可能性を模索しよう。

■2:シリーズの構成

 ●現在の編成

 #01 全体管理編

  この「BigField流デジタルマンガの線画ロイドのすすめ」は

  デジタルマンガの標準化の目的で作成した「BigField流デジタルマンガの標準化

  ~ウチの子見てください!実現集~」から派生した別シリーズの解説書であり

  その全体を管理した編である。

 

 #02 ロイドの基本的事項

  ロイドのフォルダとレイヤの構造体を説明した第02編である。

 

 #03 センガロイド

  全体の着せ替えロイド部とセンガロイド部の総称を着せ替えセンガロイドと

  呼んでいるが、そのセンガロイド部を説明した第03編である。

 

 #04 着せ替えロイド

  着せ替えロイドを説明した第04編である。

 

 #05ロイド用のオートアクション

  着せ替えセンガロイドやセンガロイド部やせ替えロイド部で実現した

  オートアクションについて説明した第05編である。

 

 #06素材カタログと素材パレット

  現在の素材パレットに素材の分散登録に関する改善案を要望するものである。

  ・コミスタ時代にあった素材データベースの「外部参照」機能の復活を要望する

   ものである。

  ・コミスタ時代に添付されていた素材データベースの「素材カタログ」の復活を

   要望するものである。

 

   ユーザの登録したものも対象とするために、素材カタログと素材パレットで

   相方向の作成機能(差分追加登録機能を含む)を要求するものである。

   - 素材カタログ(.cmc)→素材パレット の作成(差分追加登録機能を含む)

   - 素材パレット→素材カタログ(.cmc) の作成(差分追加登録機能を含む)

   素材カタログは現行と同様に3D製本レビューや製本処理が可能とする。

   言い換えると、素材カタログ(.cmc)は素材パレットに登録した素材の

   バックアップとしても利用できる。

   あわせて、「外部参照」機能との併用により素材の分散化が実現できる。

   また、素材カタログ(.cmc)<製本表示>はネーム→下描き工程における設計

   の指示書として活用できる。

 

 

■:変更履歴

 

【変更履歴】(すべて)

・2021.09.25:初版のリリース

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

コメント

新着

公式 新着