デュアルブラシ×新しい混色で、さらに広がるブラシ表現!

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ClipStudioOfficial

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CLIP STUDIO PAINT Ver.1.11.0に、ブラシの[下地混色]の新しい描画方法[色重ね]が追加されました。デュアルブラシでも下地混色が設定できるようになり、ブラシ表現の幅が広がります。

 

[1] 新しい設定のブラシを追加する

CLIP STUDIO PAINT Ver.1.11.0で「ウェット水彩」、「厚塗り油彩」がアップデートされました。新しい下地混色の描画方法[色重ね]が設定されているほか、動作を軽くする調整や混色に適したパラメータに微調整されています。

 

・ウェット水彩(筆→水彩)

以前のバージョンよりも動作が軽くなりました。また、後から描くストロークに下地の色が自然に混ざるようになりました。

 

・厚塗り油彩(筆→厚塗り)

以前のバージョンのように絵の具の色をはっきり出しつつ、筆圧を弱めると下地の色を混ぜながら描くような表現ができるようになりました。

 

 

アップデートされた「ウェット水彩」・「厚塗り油彩」は、アプリを最新版(Ver.1.11.0以降)にアップデート後、[サブツール]パレットの左上メニューから[初期サブツールを追加]から追加してください。

※CLIP STUDIO PAINTを Ver.1.11.0以降からはじめてインストールする場合は、初期状態で新しい設定のサブツールになっています。

 

新しい設定の「ウェット水彩」と「厚塗り油彩」は、ASSETSでも公開しています。

 

 

[2] 下地混色[色重ね]の主な特徴

[色重ね]は、下地色(すでに塗られた色)から取得した色を描画色に混ぜながら塗り重ねる描画方法です。下地色のアルファ値(透明成分)は変更されません。

 

従来からある描画方法の[色混ぜ][にじみ]とは以下の点が異なります。

 

・[デュアルブラシ]で[下地混色]が設定できます。

・ブラシの[合成モード]が設定できます。

・[不透明度]の[影響元]が設定できます。

・ブラシの先端形状の色(カラーやメインカラー・サブカラー)をそのまま混色に使用できます。

 

アップデートされたブラシ以外に、これまで[下地混色]を設定できなかった[水彩平筆]や[グリッター]などに適用してみるのもオススメです。

 

[3] [色重ね]の設定方法

[サブツール詳細]パレットの[インク]→[下地混色]にチェックを入れて、描画方法から[色重ね]を選択してください。

 

※[サブツール詳細]パレットは、CLIP STUDIO PAINT DEBUTではご利用いただけません。

色が混ざりにくいと感じた場合は、[絵の具量]の数値を下げてみてください。

 

[色重ね]では下地色の透明成分を変更しないため、[絵の具濃度]の調整はできません。

また、デュアルブラシで[下地混色]にチェックを入れた場合は、どの混色方法が選択されていても一時的に[色重ね]の描画になります。

 

↓下地混色やペン・ブラシの調整項目について詳しくは、こちらの講座をご覧ください。

 

↓デュアルブラシについて詳しくは、こちらの講座をご覧ください。

 

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