[ CASSINI ] (講評:長鴻出版社)
国際コミック・マンガスクールコンテスト2022の応募作品[ CASSINI ]に協賛社の長鴻出版社より、詳しいアドバイスをいただきました。
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[ CASSINI ]
ペンネーム:TURSH
学校:SINGAPORE POLYTECHNIC
国・地域:Singapore
言語:英語
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この作品は、科学的な知識に基づいて作成されており、宇宙船CassiniとHuygensを擬人化として表現されました。 機械が人間と通信する方法の違いを示しているだけかもしれませんが、CassiniとHuygensの間に通信する方法はアイコンで表現され、状況が理解しにくい部分があります。
しかし、探測任務の結果として、アイコンの表現は理解しやすい:
ストーリ上、ミッション自体の進展にもっと焦点を当ててて欲しいです。たとえば、赤〇箇所の予想航路が砂利地帯を通過する部分:
ネームの表現方法ももう少し考えてほしい:
二つの宇宙船の分離(赤〇)を合併して、次のページでSATURNに到着するシーンを描いた方が、距離感をよりよく示すことができます。
創作動機が歴史を説明したい場合、Cassiniのミッション終了を実際の原因で表現して欲しい:
燃料がなくったことにより、宇宙船はSATURNの衛星ENCELADUSに少しずつ近づき、もし表面に衝突したら、存在するかもしれない未知な生物に汚染しちゃうのを避けるため、CassiniをSATURNの大気層で燃焼する最終任務を実行する。
ストーリの中の表現は、Cassiniが自身の意思でENCELADUSに近づくため、地球に任務を強制的に終了させられたように見えます。
宇宙探査の歴史を知らない読者として、物語の最後にテキストでCassini–Huygens missionの物語の全貌を紹して欲しい、もしくはキーワードを付けて、読者がより込み入った知識を検索できるようにして欲しい。
全体的に「Cassini–Huygens space-research mission」の原点、経緯、成果、任務終了を描写できている。絵柄も可愛く見続けられる。物語の表現方法を改善すれば作品がもっとよくなると思います。
長鴻出版社
国際コミック・マンガスクールコンテスト 2022審査結果
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