国際コミック・マンガスクールコンテスト2023の応募作品[ Por ti ] に協賛社のGAコミックより、詳しいアドバイスをいただきました。

 

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[ Por ti ]

ペンネーム：NoNo

学校：Dionisio Ortiz Arty School

国・地域：スペイン

言語：スペイン語

 

応援アドバイス

【1ページ目】

①コマ数が多い印象。上の1-3コマを整理して、心電図を印象付けましょう。

 

②ここも心電図を大きく描いてもいいですね。人物のコマを真ん中にして、両サイドを心電図にするなど。

【4ページ目】

①全コマ同じ距離感で描かれているので、「遠距離⇔近距離」や「コマの左側⇔右側にキャラを配置」を交互に描くと、画面に変化が生まれます。

 

②左から右へ、左から右へ、と1～3コマ目まで続いているので、4コマ目も左から右へ歩いている姿にすると「歩き続けている感じ」が強まります。

 

③6コマ目は左下の瓦礫と主人公を遠ざけるといいでしょう。主人公が目立つようもう少し右上に配置して、影を後ろに延ばすことで孤独感が際立ちます。

 

【9ページ目】

①4コマ目を大きく描きましょう。5-6コマ目がアンドロイドの表現として弱いので、4コマ目の目の横のビスまで映すと、より印象深い表現になります。

【10ページ目】

①8コマ目をなくして、その分6コマ目の鳥の威嚇を大きく映すとインパクトが出ます。

【12ページ目】

①細かい事ですが、見る方向が逆になっています。立っている位置向いている方向を整えると、描写に説得力が生まれます。自分用にメモで立ち位置の図を書いておくと、迷わなくていいかもしれません。赤字では背面から映したイメージを描きました。

 

【最後に】

死と孤独、仲間との出会いがテンポよく描かれた素晴らしい作品でした！

絵としても、各ページごとにカラーや構図の統一感がありました。

鏡に映る主人公が、実はアンドロイドであったと分かる瞬間には驚かされました。

主人公の鳥への触れ方に優しさを感じられる描写も、大変美しかったです。

課題テキストをよく吟味して、自分の絵で描き切った作品だと思います。

ぜひあなたが楽しく創作を続け、大成することを願っています。

 

GAコミック

 

国際コミック・マンガスクールコンテスト 2023審査結果