カラーイラストをグレーに変換(表現色グレーと効果トーンのこと)

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けも

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カラーのイラストをトーン化する時に、意味がわからなかったことを TIPS としてまとめました
なんとなくわかっていたことがなんだかわからなくなってしまった話です(追記あります)
CLIP STUDIO PAINT ver.1.8.5

用意したものはサンプルの画像「1」とサンプルの画像「2」の二枚です
「2」は「1」のあとに
これをそれぞれグレーにしてトーンをかけます

サンプルの画像「1」

これを三つの方法でグレーに(見える)ようにします
(A-1)サンプルのレイヤーに対して、編集メニュー>「色調補正」>「色相・彩度・明度」で(彩度を -100)
(B-1)同じく、編集メニュー>「輝度を透明度に変更」
(C-1)サンプルのレイヤーに対して、レイヤープロパティパレットで「表現色」を(グレー)に変更

(A-1)の画像が大変なことになっていますが予定通りです
(C-1)の画像は「輝度を透明度に変更」した(B-1)と同じになりました

この変換された画像に対してレイヤープロパティパレットで「効果」の(トーン)をかけます
(A-2)A-1のレイヤーにレイヤープロパティパレットで「効果」の(トーン)
(B-2)B-1のレイヤーにレイヤープロパティパレットで「効果」の(トーン)
(C-2)C-1のレイヤーにレイヤープロパティパレットで「効果」の(トーン)

(A-2)は予定通り、こうなりますよね
(B-2)も予定通りです
(C-2)は(B-2)と同じになると勝手に今まで思ってました
これは一体どういうことなんでしょう???
黄色の濃度が青、紫よりも濃くなってしまっています なんだかわかりません
(※(C-2)は表現色がカラーのまま「効果トーン」でも同じ結果になります)


で、この結果がダメ、使えないということではありません


サンプルの画像「2」

これを同じ方法で処理します
(D-1)サンプルのレイヤーに対して、編集メニュー>「色調補正」>「色相・彩度・明度」で(彩度を -100)
(E-1)同じく、編集メニュー>「輝度を透明度に変更」
(F-1)サンプルのレイヤーに対して、レイヤープロパティパレットで「表現色」を(グレー)に変更

ここまでは同じですが、そんなにひどい部分は見つかりません
D-1はA-1の処理と同じとは思えないくらいまともです
E-1とF-1は同じ結果です(今の所は)

この変換された画像に対してレイヤープロパティパレットで「効果」の(トーン)をかけます
(D-2)D-1のレイヤーにレイヤープロパティパレットで「効果」の(トーン)
(E-2)E-1のレイヤーにレイヤープロパティパレットで「効果」の(トーン)
(F-2)F-1のレイヤーにレイヤープロパティパレットで「効果」の(トーン)

どれも似たり寄ったりの感じに見えますが
遠景のふわりとしていた景色をどう判断するか
道路の黄色のラインをどう判断するか
F-2の時の黄色い髪の毛と紫の髪の毛の濃度をどう判断するか

「輝度を透明度に変換」したのちに「効果トーン」をかけた場合の「赤・黄・緑」と「水色・青・紫」のバランスと
カラーのイラストのレイヤーに直接「効果トーン」をかけた場合のバランスの結果が
まるで違うということがわかりました
だから何なのか、なぜなのかは分かりません(知りません)
なぞです
どのように利用するのでしょうか?

おしまい

・・

追記です
色相を120ずらしてみました

「輝度を透明度に変換」したものに「効果トーン」をかけた状態と同じになりました
CLIP STUDIO PAINTの以降のバージョンで修正されるのか
実はもっと深い仕様に基づいているものなのか・・

追記「2」
色相の120度はこの画像を見直していてもしやと思ったわけです

追記(3)すみません追加しておきます
イラストをトーンにするときの普段の仕方です

イラストをフォルダーの中にまとめます
フォルダーの中の一番上に
色調補正レイヤーの「色相・彩度・明度」の彩度を( -100)にしたレイヤーを作成します
この色調補正レイヤーの「合成モード」を(色相)または(彩度)または(カラー)にします
これで「輝度を透明度に変更」と同じグレーになります
そしてこのイラストをまとめたフォルダーに「効果トーン」をかけます

これで問題はありません

何度も追記でおさわがせしました
おしまい

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