3D操作の基本②(配置編)
■オブジェクトの設置
・ドラッグポイントが足元を基準に画面に設置されます。
■カメラ操作
・カメラの基本的な操作
モデル外を選択した状態で
・カメラの回転:マウスの右クリックをドラッグ
・カメラの移動:マウスのホイールボタンをドラッグ
・カメラをズーム:マウスの左クリックをドラッグ
・カメラをロック
カメラアングル設置が完了したらカメラがずれないように、カメラをロックします。
■こまかいレイアウト・モデルの調整
・まだレイアウトが決まってない場合はカメラのロックを外し、ここから先はなるべく4面図の透視図を移動しながら調整をしていきます。
こうすることによってキャンパス上のカメラアングルをズラすことなく3Dのレイアウトを移動することができます。
4面図の透視図はドラッグすることによって一つの画面にすることも可能です。
・編集表示設定を高速にする
デフォルとの状態ですとオブジェクトの移動に時間がかかるので、編集表示設定を「高速」にしておきます。
「通常」の状態ですとレイヤープロパティでレイヤー効果がリアルタイムで確認可能になります。
■オブジェクトの選択・複製など
シフトを押した状態で選択することにより複数を移動・コピーして貼り付け・削除することが可能です。
■定規に3Dをドラッグ
・2点透視の絵に3Dオブジェクトを配置する方法
・通常であれば3Dモデルは3点透視パースにしかドラッグできません。
ですので一点図に3Dオブジェクトを配置するには最初に2点透視のパース定規を作ったあと、
疑似的に3点透視を作ってやります。
やり方は単純です。
a.最初の2点は普通に消失点を決め、
b.次の3店目の消失点は縦にシフトを押しながら2度引きます。
こうすることによって擬似的は見た目2点透視の3点透視パース定規が生まれます。
この定規レイヤーににオブジェクトを配置してみましょう。
パース定規に習ったカメラアングルのオブジェクトが配置されるはず。
注意点として
出来上がったあと、この3Dレイヤーのカメラの回転ボタンを使うと
先程指定したパースがズレてしまうのでご注意ください。
・空間基準を決める
・パース定規から生成される3dオブジェクト配置の最終的な詰めです。
最初に、基準の高さを壁などに書き込んでください。(例としてモデルの女性がだいたい159cmなので壁の159cmくらいにラインを引きます。)
次に、そのラインの高さに3Dが合うように
カメラのズームとパンを使い調整してみてください。
この際に3D移動の際に下に表示されるグリッド線の幅は50cmですので、
この50cmに合わせてみてもいいと思います。
すると、このあとにオブジェクト移動ボタンを押してオブジェクトを移動してみても
作図した空間にならってキレイにオブジェクトが動いてるはずです。
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