3.ペン入れ

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ClipStudioOfficial

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[1]キャラクターのペン入れ

■1.ペンの準備


キャラクターのペン入れには、第1回で設定した「線画」ブラシを使用して描きます。

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/1206


ブラシサイズは「4ピクセル」に設定しました。



■2.レイヤーの準備


前回のラフの工程で作った「ラフ」レイヤーフォルダーの上に線画用のレイヤーフォルダーを作り、その中に新規レイヤーを作成して描いていきます。



■3.人物のペン入れ


まずはメインの人物から描きます。

このとき、ラフのレイヤーは人物が描かれたレイヤーのみを表示し、小物等のレイヤーは非表示にしておきます。

※レイヤーの表示/非表示は、レイヤーの左側にある目のアイコンをクリックして切り替えます。


<2つのウィンドウを並べて描く>

線画を描くときは「ウィンドウ」メニュー→[キャンバス]→[新規ウィンドウ]でウィンドウを増やし、[ウィンドウ]メニュー→[キャンバス]→[並べて表示]で2つのウィンドウを並べます。

こうすると、左右のウィンドウで拡大縮小率や左右反転などの設定を変えて、全体のバランスを見ながら描けます。


<斜めの絵を描くときは回転させる>

斜めになっているモチーフを描くときは、[ナビゲーター]パレットの[回転]機能を使ってキャンバスの表示角度を変えながら描きます。


[2]背景のペン入れ

背景も基本的にはキャラクターと同様に「線画」ブラシでペン入れしますが、背景は描画が複雑になってきますのでモチーフごとにレイヤーを分けて描いていきます。また、部分的に他のツールや機能を使いました。



■1.デコレーションブラシでペン入れ


背景のメリーゴーランドにいる馬の背中の布の模様を描きます。

模様には、CLIP STUDIOに初期収録されている[デコレーション]ブラシを使用しました。

[ツール]パレットから[デコレーション]→[罫線]グループを選択します。


[罫線]グループの[波線]を選択し、ブラシサイズを「12」に設定して馬の背中の布を描きます。

次に、同じ[罫線]グループから「デコボコ」を選択し、ブラシサイズを「15」に設定して描きます。


さらに、お腹にも[破線]を使って縫い目のような模様を描きました。



■2.図形ツールでペン入れ


馬の足もとにある物は、[図形]ツール→[直接描画]の[曲線]、[直線]を使って描いていきます。


[曲線]を使って、カーブを描き、横の線は[直線]を使いました。


ツールを使って線を引いただけでもいいのですが、きれいすぎて他の線から浮いてしまうため、「線画」ブラシでちょっと線を加えます。



■3.レイヤーを増やして変形する


背景のメリーゴーランドの馬をもう一体奥に増やしたいので、馬を描いたレイヤーを登録したショートカットキー:[Ctrl]+[G]で複製します。


複製された「馬のコピー」をメリーゴーランドの奥にあるように見せるため小さくします。

[編集]メニュー→[変形]→「拡大・縮小・回転」(ショートカットキー:[Ctrl]+[T])を使い、表示されるガイド線を操作して大きさを変えます。また、[ツールプロパティ]で左右反転しました。



■4.レイヤーマスクで線を整理する


メリーゴーランドにいるアヒルやくじらも描いていきます。

他のモチーフと重なってかぶってしまうところは線を消してもいいのですが、ここでは[レイヤーマスク]を使いました。


隠したい描画のあるレイヤーを選択した状態で、[レイヤー]パレット下部にある[レイヤーマスクを作成]アイコンをクリックすると、そのレイヤーに[レイヤーマスク]が作成されます。

※レイヤーマスクの使い方について詳しくは以下のTIPSをご覧ください。

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/716
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/717
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/718


作成された[レイヤーマスク]を選択した状態で、消したい部分を[透明色]で描くと、レイヤーの描画を隠すことができます。


これで線画が終了しました。ラフと少し違う部分もあります。

レイヤーはこんな感じにまとめてあります。

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